フレンチの決め手はやっぱりソースにあることを再認識 |
ここを訪れるために高松に行きたい
メインは鴨のローストに白アスパラのソテー。ソースは粒マスタードベースだが、相当煮詰めて余分な水分をすべて飛ばし、鴨の出汁とほんのりと効かせた粒マスタード、わずかの蜂蜜も加えられているのであろうか、見た目以上に非常に複雑に味わいが重ねられている。いや、参った。ワインは白2杯目のリースリングがこのソースにぴったりとはまる。このマリアージュは後年記憶に残るほどと言っていい。デザートも申し分がない。フルーツのシロップ漬けは甘さ加減とリキュールが入ったスープが印象的。さくっとしたミルフィーユはヴァニラのクリームが心地よい。あっと驚くデザートでは決してないが手抜きのない仕事ぶりが味わいにしっかりと刻まれている。
さくっとした食感が未だ舌に残る |
風が通り
光が集まる
いのちのめぐみをいただいて
わたしたちは生きてゆく
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見知らぬ土地で味わう料理、そしてサービス。ダージリンの最後の一滴までもゆっくり味わい、静かになったダイニングから雨に濡れる庭を眺めていた。
わざわざ訪れるべきレストランを高松に見つけて、心ときめいた夜であった。
このお二人にまたお会いしたい |
761-1403 香川県高松市香南町吉光137-6
JR高松駅から車で30分、高松空港より車で10分程の住宅地にある。
周辺地図
tel.fax/ 0120-018572(携帯からもつながるフリーダイヤル)
mail/ info@le-chainon.com
ランチ/12:00~14:00(L.O) ディナー/18:30~20:00(L.0)
ランチもディナーも席数が少ないため、予約が必要。
前日に岡山で楽しんだ<第一話>はこちら