食事中の携帯はマナーモード? 電源オフ?

演劇集団キャラメルボックスという劇団がある。来年の大河ドラマの主役である上川隆也が所属しているところといえばお分かりになる方も多いのではないか。今年で結成20年、年間15万人以上もの動員がある日本を代表する「エンターテインメント」劇団だ。内容云々を書くつもりはないが、この劇団の公演には最初に必ず「前説」がある。

製作総指揮の加藤昌史氏は巧妙なギャグを飛ばしつつ劇団情報そして上演中の注意事項などをお話になるのだが、ユニークなのが「携帯電話を切りましょう」なのだ。バイブモードもマナーモードも駄目。演劇が始まるとステージと観客は一対一。バイブが鳴ったりすると本人、そして周りの人までが注意をそがれてしまう。結果、芝居に集中できない、ということに繋がる。基本的なルールマナーが守られていないという現実がある。

ロブション
今ひとつマナーを考えてみたい
彼はそのために「携帯電話を切りましょう」という趣旨の音楽まで作っている。人気俳優出演の時などはそれでも携帯が鳴るらしい。そこで彼は面白いことを考えた。切った携帯を隣の人に「切りましたよ~」とお互い見せることまで協力をいただいているのだ。これが現時点で人類が考える最善の策のようだ。

ライブ感溢れるエンターテインメントを極限まで楽しんでいただくために、彼は既存の枠組みをどんどん再構築するイノベーターとして、とてつもないアイデアで演劇界をぐいぐい引っ張っていく。

さて、そろそろフレンチの話に移ろう。

先日メルマガで、レストランで楽しい時間を過ごすために「携帯電話を切ろう」ということを軽く書いたら、3人のレストラン経営者の方からメールをいただいた。

こんなお客様が増えているらしい。