半地下の階段もエスプリでいっぱい |
と、酔いも醒めて落ち着いたところでこの記事を書いています。
行った当日に書くのは初めてかもしれません。
アミューズもこのほかもう一皿サービスされる |
そりゃ、行かねばなりませんな、ということで、平日の昼間に自由に動ける食べ歩き仲間を当日集めて、早速訪問。
とにかくネットでは1件しか情報を発見できず、まあ、場所的にワンプレートランチでもあるだろうと、お気軽な気持ちで出掛けた訳です。
素朴な一皿にフランスの田舎町の風景が浮かぶ |
気がつくともう夕方近く。2時間以上の時間の中で前菜は追加するわで、ほとんどフルコース、ワインもたっぷり飲んで、おまけにシャテルドン(微発泡の天然水)を飲んでルイ16世気分を味わい、知らなかった世界を知ってしまった喜びに震えながら、払ったお代は「あれ、たったのこれだけ?」
話は前後しますが、店に入ったときに思ったことは「あれ、シェフは日本人じゃん、聞いていた話と違うよなあ」。
ところが。
カジキ鮪とプロバンス風のスープ |
なので、シェフは見た目は東洋系でもフランス語を話すフランス人。昨今の韓流ブーム、TVで見るイケメン俳優たちにも一歩も引けを取らないかっこいいシェフであります。
マダムのお母様がサービスにあたり、心のこもったサービスはとても安心。プロではないので都心の小洒落たレストランとは違いますが、とってもいい雰囲気を醸し出しています。マダムの弟さんもサービスにあたり、一家総出でレストランを切り盛りしているのです。
豚肉加工品はワインのおつまみとして相性は抜群 |
自家製のソーシスンも実に味わい深く、次回は地元の赤ワインとソーシスンの取り合わせでじっくりと酔いたいなあ。
デザートも手抜きなし。イル・フロッタントという地元のデザートはメレンゲをカスタードのスープで浮かせた、ここ最近の料理の中ではサプライズ!!な一皿。
3人でお腹を抱えて店を出たときに、同じくして出た言葉は、
「ああ、幸せ」
付け合せのポテトもこのボリューム!! |
ワインもオーヴェルニュのものがあります。すっきりとしたシャルドネは癖のない、料理を邪魔しないもので値段も3000円台から5000円台ととてもリーズナブル。
さあ、池袋方面の方、そうでない方もぜひお腹をすかしてガッツンと行きましょう!!あー、久しぶりに薦めがいのあるレストランを発見しました。
デザートも素朴ながらサプライズ感がしっかり |
豊島区西池袋5-28-3 ノアビル1F
3959-8820
11:30~14:00(ランチ)
18:30~23:00(ディナー、ラストオーダーは21:00)
日休
夜のコースは3800円と4600円の2コースがありますが、できればアラカルトでいきたいところ。
地図