フランス料理
スープも新鮮な状態で用意される
07年夏にシェフが池田太郎氏に替わり、サービスも前支配人田中孝一氏の薫陶を受けた三沢雄一氏が担当。かつては、ほぼ会員制のワインバーだったものが時代の流れと共にレストランとして機能するようになった。以前と変わらず料理のクオリティは極めて高く、旬の最高の素材を独自のルートから調達し、一番いい状態のものがゲストに用意される。それにあわせるワインは特注のセラーに高く積まれたワインの中から選ばれる。グラスでもボトルでも自由自在に繰り広げられるワインワールドは未だ健在だ。


フランス料理
トリュフの香りが飛び出てきそうだ
とある夏の終わりに用意された「ホタテや車海老に絡みつく夏のガスパチョ」はすーっと身体をきれいにしてくれるような優しい味わいだ。身の締まった新鮮な魚介類はスープに溶け込みつつもそれ自身の旨みを高らかに主張する。濃厚なシャルドネがスープの後味と溶け合い、そして消えていく。


「アワビとトリュフがふんだんに盛られたリゾット」。香りは辺りに充満し、優しく茹で上げられたアワビの食感はたまらなく五感を刺激する。トリュフの香りはまるでパフュームのように嗅覚に忍び寄り、気がつけば酸味の締まったブルゴーニュワインの香りと一体になって近づいてくる。

フランス料理
肉は塊で焼いたほうが明らかに旨みが違う
ココットで丸ごとローストされた羊。たっぷりと添えられた有機栽培ローズマリーの香りがたまらなく食の欲を刺激する。あふれ出た肉のジュのピュアさは衝撃的だ。余計なものは何も足さずに、何も引かずにシンプルにただ焼くことにより、最高品質の羊が最高の料理となる。池田シェフの焼きの技術を垣間見る料理だ。

ワインの品揃えも幅広くなった。予算に応じて楽しめるのは嬉しい。

(2007年10月1日 加筆)

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