パーティーゲームの定番『ピット』

デラックスピット
今回取り上げたものは「ベル付き」の『デラックスピット』ですが、ベルなしのスタンダードな『ピット』も存在します。
ピットは最初に、鉱物や穀物、家畜などが描かれた9枚のカードが各プレイヤーに配られます。

プレイヤーは要らないカードを他のプレイヤーとトレードし、9枚のカードすべてを同じ商品にできたら中央においてあるベルを叩き鳴らします。

ベルを鳴らしたプレイヤーがそのラウンドに勝利し、ポイントをもらいます。これを繰り返し、最初に500ポイントに達したプレイヤーが勝者です。

「よーいドン!」でトレードが一斉スタート

トレードの仕方は、自分の手札から要らないカードを選択し、商品が何かを相手に見せないまま枚数だけをコールします。

同じ枚数でカードをトレードに出している他のプレイヤーがいれば交渉成立。互いのカードを交換します。これを何度も行い手札を揃えていくというわけです。

このゲームには手番というものがなく、トレードは全プレイヤー同時に行なわれます。そのため……

誰もが我を忘れて絶叫するピットの魔力

一度ゲームが始まると「1枚!1枚」「4枚カード交換する人?」「3枚のいない、3枚の人!」などと、誰もがトレードを我先に成立させようと大声でアピールしはじめます。

その様子はさながら市場の競りのような騒乱状態で、これがすこぶる楽しい!

100年前のピット
上記は正真正銘100年前のピット!(バンダイミュージアム所蔵品
大の大人が口角泡飛ばし、必至になってアピールしている様は、本来は決してかっこいいものではありません。

が、それは観戦者だからいえること。

そのラウンドで得点をもらえるのはもっとも早くカードを揃え、ベルを鳴らしたプレイヤーただ一人。

このためいざ自分がプレイヤーになって、その場に放り込まれたら、なりふり構わず声を張り上げてしまうはずです。ピットの魔力、恐るべし。

ルール自体はシンプルですが、プレイヤーが一気に熱くなってしまうこと請け合いです。揮発性が恐ろしく高い古典的傑作。もし手に取る機会があれば、100年間支持された理由をぜひ皆さんも体験してみてください。

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