これからのゲームメーカーに求められるのはゲームスタイルの提案

家族でドライブの図
車があれば家族みんなで海に! なんてCMをよく見かけますよね。車がどうユーザーの生活を豊かにするか、という提案がなされているわけです
誰がどのように楽しむのかを提案するということは、車のCMなどでは実にスタンダードなことです。家族でおでかけするのか、この車を持っているとカッコイイ男に見えるのか、それとも女の人が気軽にお買い物にいける車なのか、といった具合です。お客さんはスペックで商品を買うのではなく、実際に生活がどう豊かになるかのイメージで商品を買っていくから、こういうCMになるんですね。

それに比べて、ゲームはどちらかと言うと映画のCMのような、場面の切り取りといったプロモーションが多かったように思います。勿論それはそれで、ダイレクトに、ゲームの魅力を伝える映像が作れるでしょう。しかし、それだけでは不十分ではないでしょうか?

ゲームをやる顧客層が広がるにつれて、誰が、どんな場面で、どんな風に楽しむのかを明確にする必要がでてきているような気がします。自分が楽しむ姿を想像できなくては、なかなか商品を買ってもらえません。それは、ゲームコンテンツだけではなく、その先の、ゲームスタイル、ライフスタイルの提案であり、ゲームがどうやって生活の中に入っていくかという提案です。

このことは、ただゲームが売れる売れないということだけではなく、ゲーム業界が社会の中にどう位置付けされていくかを自分でプロデュースしていくということでもあります。こんな風に皆さんの生活を楽しくしていきます! と宣言していくことで、ゲームが社会の中できちんとその役割を果たしていくことができるのではないでしょうか。

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