北米では売れ、日本では売れない

Xbox360とアメリカ人の図
北米では初代XboxもPS2には及ばないとはいえ、第2位のシェアを獲得していました
みなさん、Xbox360というハードは日本では売れていないのですが、海外ではそんなことはないということをご存知でしょうか。日本の状況を見ると、販売数でWiiが約280万台、PLAYSTATION3(以下PS3)が約90万台に対し、Xbox360は40万台弱となっています。PS3の半分以下、Wiiの7分の1という数字です。しかし、これが海外では違うのです。

実は、Xbox360を発売しているマイクロソフト(以下MS)のお膝元、北米では、累計販売数のトップはXbox360なんですね。1年先行して発売されたXbox360がしっかりと市場を築きあげている中、Wiiが猛追していると、そんな状況なんです。じゃあなんで北米では売れて、日本では売れないの? というのが、今回のお題目です。

ハンバーガーは売れているけどゲームは駄目?

ハンバーガーとXbox360の図
今回はアメリカで売れている商品を如何にして日本でも売るか、という視点で考えてみましょう
海外のユーザーには、あまりにXbox360が日本で売れていないため、日本人は外国産の商品を買わないんだとか、ナショナリズムに凝り固まっているのではないかと批判する方もいます。

もちろん、そんなことはありません。日本はアメリカから来たもので溢れているんですから。実際に音楽はiPodで聴いて、ハリウッド映画を見て、マクドナルドでハンバーガーを食べているわけです。ではどうしてXbox360は売れないのでしょうか?

実は、Xbox360は日本で販売する上で致命的とも言える問題を抱えているのです。それはローカライズについてです。ローカライズと言うと、ゲームの分野では、海外のゲームソフトを日本語に翻訳することを指して言う場合が多いのですが、今回お話するローカライズはもう少し広い意味でのローカライズです。

ではいったい、Xbox360のどんな部分をローカライズしなくてはいけないのかについて、考えてみることにします。