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震えてスタートを待つ皆さん。スタート30分前からシューズはぐちょぐちょ |
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名古屋から参加のお二人。かぶり物はもちろん金のシャチホコ! |
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蒸気も一段と白く迫力有り。紙吹雪は花びら型をしている桜吹雪 |
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スタートだ。新宿の高層ビル群の谷間を走り抜ける |
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「ダイコン、ガンバレ!」と人気者の大根さん。市ヶ谷で抜いたが、40km手前あたりで抜き返される。恐るべし特急大根 |
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奈良から参加の雷門提灯さん。浅草では大人気だったろうな |
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歩道橋には「8:30~16:25都心部通行止め」の横断幕が。ご迷惑をおかけします |
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東京タワーも次回は東京ツリータワーに首位の座を明け渡すことに |
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増上寺の先でトップ集団とすれ違い。赤いユニフォームは国近選手。そのすぐ後後に優勝した藤原正和選手が |
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元気をくれるボランティアスタッフ。ありがとう |
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品川折り返し。まだバンザイは早いって |
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バルーンを叩いて応援。雨も吹き飛ばすぞー |
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浅草のきれいどころが太鼓の演奏。みんなランナーを見ないでそちらを見てました |
東京マラソン2010、走ってきました。今年はIAAF(国際陸連)によるマラソン格付けでゴールドラベルを獲得。ロンドン、ベルリン、ニューヨークといった大市民マラソン大会と同じグレードだと見なされるところまで成長したわけです。
確かに、参加者数が増えているにもかかわらず運営はスムーズ。それとともに、沿道の応援(東京大マラソン祭り2010演奏者も含めて)やボランティアの笑顔にも、ランナーと一緒にマラソンを楽しむという雰囲気がいっぱいでした。ガイドも声援していただいたランナーの一人としてとっても感謝しています。
残念な天気、完走率にも影響
しかし、残念だったのは午前中の天気。開催日を変えてもどうも東京マラソンは天候に恵まれませんね。一時はミゾレっぽいような大粒の雨も落ちてきて、天候の悪さは第1回大会と同じレベルだったのではないでしょうか。
この寒さに災いされたか、優勝記録が低調でしたし、完走率も昨年比2.5%減と大きく低下して全体で94.5%、フルが94.1%、フルの男子が94.9%、フルの女子は91.1%という厳しい結果でした。ちなみに2009年は96.6%、好天に恵まれた2008は97.4%、悪天候だった第1回2007でも96.3%(いずれもフルマラソン)でした。
2010年はフルマラソン募集枠を増やしているので、棄権者数でいうと昨年比でほぼ倍増しています。ただし、棄権者の増加は天候のせいばかりではなく、フルマラソン初心者の参加が増えていることにも原因にあると考えられます。
東京マラソンが初マラソン、という方も多かったと思うのですが、そんな方にはなおのこと楽しいフルマラソンの旅を経験してほしかったなと思います。泊まりがけで参加の方や海外から参加の方にも、いい記録といい思い出を作って欲しかったと思うのですが残念です。
応援の人出も減少でしたが、それでも銀座や浅草はもちろん、新宿、品川など悪天候にもかかわらず人垣が幾重にもなって熱い応援を送ってくれました。
増えた鳴り物応援で元気
応援で感じたのが、ガイドもたびたびお願いしている鳴り物応援の増加です。ホーンや拍子木、バルーンを叩き合わせるなど音でも応援してくれる方が増えたように感じました。演奏グループの音も幾分大きく感じたように思います。ランナーの立場からいうと、音は本当にやる気を鼓舞するんです。次回はもっともっと音で景気をつけてください。