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マラソンのマメ レース中と終了後の対策(3ページ目)

ほんのちょっとした注意でマメは防げます。前回紹介した次善の対策に加えて、走り出した後の注意事項を守ればマメをおそれることはありません。それでもできちゃったときは…どうする?

谷中 博史

執筆者:谷中 博史

ジョギング・マラソンガイド

小さければ消毒後そのまま絆創膏テープで保護

アスリートたる者、少しぐらいの怪我はつきものです。マメくらいのことなら医者の手をわずらわせることなく自らの手で処置しましょう。小さい水疱ならそのまま放置しておいても、水分はまた体に再吸収されてしまいます。心配なら絆創膏テープを貼っておきます。

大きな水疱は太い針、注射針でブシュ

大きな水疱の場合は体に再吸収される前に皮が破けてしまうので、いっそのこと針をさして液を出してしまいます。皮膚はもう組織としては死んだも同然ですので痛むことはありません。細い針だと液は出にくいのでなるべく太めの針で。注射針が理想です。中の肉まで刺さないように気をつけてください。それでも厚い皮の部分だとうまく液が出ないことがあります。そんな時は鋭利なカッターでほんの1~2mmですが切り裂きます。

ここで使う針やカッターはよく消毒して使用してください。市販の消毒薬で消毒すればよいでしょう。アルコール消毒でもいいと思いますが、アルコール入り飲料では成分不足でしょう。

水疱の液は赤いですが、これは血がにじんでいるだけで血液そのものではありません。それでも切ったり突いたりしたときに飛び散るおそれもあるので、部屋の中で行うときには下に紙、傷口周囲にティッシュペーパーなどを用意して行いましょう。

処理後は消毒をし、絆創膏テープを貼るか、傷口部分を中心に水疱の跡部分をガーゼで覆ってテープで留めます。
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