ジョギング・マラソン/その他のマラソン大会レポート

感動体験!JALホノルルマラソン2008を走る(2ページ目)

年末に開催されるJALホノルルマラソン2008の大会要項が発表になりました。旅行会社などのツアー募集も始まりました。ジョガーの祭典、JALホノルルマラソン2008についてご案内しましょう。

谷中 博史

執筆者:谷中 博史

ジョギング・マラソンガイド

感動気分が必然的に高まるJALホノルルマラソン

午前5時、夜空に打ち上げられる花火を背に2万8千人がスタート
午前5時、夜空に打ち上げられる花火を背に2万8千人がスタート
大会のスタートは午前5時、日本時間では月曜日の午前0時ということになります。南国ハワイですが、さすがにこの時期は過ごしやすく、スタート時の気温は20度を下回ることもあります。暗闇のスタートですが、クリスマスを前にした街を彩るイルミネーションと花火とボランティア、賑やかな応援がランナーの前途を祝ってくれます。

10kmでゴール地点となるカピオラニ公園を右に見やって、ダイヤモンドヘッドの上りにかかります。といっても山裾を回遊するので標高差はそれほどではありません。

感動の日の出

さあ、辛くて楽しい長旅が始まった
さあ、辛くて楽しい長旅が始まった
日の出は午前7時。スタートから2時間で初挑戦ランナーが前進できる距離は15kmぐらいのところでしょうか。ダイヤモンドヘッドからの下りです。ここの下りでスピードを出してしまうとあとに響くので力まないこと。スピードは控えめに。

右側に広がる海原に太陽のオレンジ色の光彩が一気に広がり、ランナーの顔はあかね色に染まります。ランナーから歓声が上がる一瞬です。


折り返しランナーとハイタッチで元気

楽しさを全身で表現するのがホノルル流
楽しさを全身で表現するのがホノルル流
ダイヤモンドヘッドを下りきり、17kmからはフリーウエイを直進。ここはちょっと退屈してしまうかもしれません。目を楽しませてくれるコスプレランナーやカラフルなランナーのコスチューム、折り返してくる仲間とのハイタッチやエールの交換が安堵と元気を沸き立たせてくれます。

陽が昇れば気温はどんどん上昇します。給水はこまめに、取り続けましょう。エイドに食品はありませんが、それだけにエイドでは水よりもスポーツドリンクを選択することをおすすめします。
そして「Go! Go!」と励ましてくれるボランティア。私設のエイドでは、子どもたちが「FREE CANDY」と書いたプラカードをかざして飴を手渡してくれたりしています。

そしてフィニッシュへのカウントダウン

感激のフィニッシュ!
感激のフィニッシュ!
復路のダイヤモンドヘッドの上りは最後のがんばりどころ。でも、無理に走らなくてもいいでしょう。ゆっくり上って、最後のゴールへ笑顔とポーズができる余力を残しておきましょう。

ダイヤモンドヘッドを登り切れば、あとは歓喜のフィニッシュまでわずかに2km。次第に増える応援に心も高揚してきます。そしてフィニッシュゲート。思い切り万歳をし、最高の笑顔で飛び込んでください。

完走Tシャツと完走メダル、預けておいた衣類があればそれも受け取り、マラソンカーニバル会場と化したカピオラニ公園でじっくりと完走の余韻を反芻してください。

マラソンをDOするのがJALホノルルマラソンツアー

完走メダルとレイをかけてもらえば疲れも忘れる
完走メダルとレイをかけてもらえば疲れも忘れる
一般的な日常生活では苦しい思いをすることもないし、見知らぬ人から励まされるという体験もまずありません。でもJALホノルルマラソンには苦しい体験も励まされる体験もあります。日常生活では体験できないことが体験できる、まさに自分をCHANGEする体験です。

その背景となるロケーションが潮風と青空と青い海と太陽のきらめきです。感激してゴール時に思わず涙があふれてしまう感動体験が味わえるというのがJALホノルルマラソンの一番の魅力だといえるでしょう。

DO型のツアー、参加行動型の要素を持ったツアーが人気ですが、JALホノルルマラソンのツアーはまさにDO型のツアーといえるでしょう。
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