東京マラソン2008の大会要項は、スポーツショップでも入手できる |
東京マラソンへの道4 階段上りで下半身を鍛える
ガイド:東京マラソンの大会要項は入手しましたか?N氏:いや全然。というか、もう発表になってるんですか? 要項はホームページとかで見れるのですか?
(ちょっと気合いが足りないなぁ。この調子では練習もあんまりしてないかな……。なお、要項は大会ホームページから見られるし、申し込みもネットからできます)
ガイド:前回、走る基礎体力作りとして、ビルの階段登りをおすすめしましたけどやってます?
N氏:やってますよ! ビル上り、朝・昼・夕とやっていますよ。10階のオフィスまで。やってみて気づいたのは、下半身が弱いこと。筋トレは上半身ばかりやっていて、いい体になってきたなーと鏡をみて思っていたのですが、下半身がだめですね。気づきました、バランスよくトレーニングすることの大切さに。
太っていても速い人(相模原で開催されたハーフで実感)は、下半身が案外しっかりしているのかなと勝手に思っています。
ガイド:ビルの階段上りは基礎を固めるのにいいんですよ。階段さえあればいつでもできる。感心、感心。体も動くことに慣れてきているはずですよ。心拍数は走り始めの頃に比べて変化してませんか?
N氏:けっこう飛ばして走っているときの心拍数が154/分⇒150/分と減りました。
ガイド:つまり2.6%の減少ですね。2.6%心肺機能がアップしたといってもいいし、走り慣れたといってもいいでしょう。以前と同じように154まで上がる走りなら以前より速いか、長く走ることができるようになったわけです。Nさんの年齢からして150というのは、ジョグよりは強いけど、刺激を与え続けるにはちょうどいいトレーニングレベルでしょうね。
N氏:だいたいいつも10km1時間ペースなんですが、10km走ってももっと走れるなぁという感じになってます。以前サッカーをやっていた時(体重が78kgほど)10km45分ぐらいで走れていたんで、それが目標です。でも、いつも同じペースではなくてメリハリつけたほうがいいですかね……?
ガイド:同じペースで走るのに飽きたら変化をつけるのもいいですが、走り始めにスピードを上げると長時間走るのが辛くなるので、体重が落ちるまでは、徐々にスピードを上げるビルドアップをおすすめします。1km6分くらいから走り始め、1kmごとに10秒短縮します。すると10km目は1km4分30秒になります。
N氏:1kmごとにタイムを測ったほうがいいですか?
ガイド:体がなめらかに動くようになってきたらスピード感を確認する上で測ってみるといいでしょう。でもいつもいつもではなく週に1~2回で結構です。もっともNさんは週に2回しか走らないんだった(笑)。失礼!