オリンピックは男女のシングルスとダブルスが行われます。
※団体戦、ミックスダブルスはありません
出場数は男女ともシングルス64選手、ダブルス32組です。
サッカーやバレー、野球などと違い、テニスにはオリンピック予選はありません。
テニスの場合は、各国での代表経験の有無と世界ランキングによって出場できるかどうかが決まります。
□各国での代表経験の有無
出場資格は、まず第一に2001年~2004年の間に、男子はデ杯に、女子はフェドカップに最低2回以上、出場した選手である事。
さらに2回の内、1回は2003年~2004年である事です。
出場資格を満たしている選手を各国の協会が推薦するのですが
推薦を受けたからといって出場はできません。
□世界ランキング上位者
毎週発表されている世界ランキングの2004年6月14日(月)時点の世界ランキング上位者
(男子はATPランキング、女子はWTAランキング)
上記の参加資格を満たした選手の中からITF(国際テニス連盟)が国別の出場上限数に応じて出場選手を決めます。
ですので、最終的にはITFから参加の通知が来て、初めて決まるのですが、代表選手の経験もあり、現在、世界ランキング11位の杉山愛選手などは6月14日までの間にランキングが大きく下がることもないので、出場決定といえるでしょう。 |