テニスサークルに所属する多くの人の声をもとに、テニスサークルで嫌われる人はどんな人かをご紹介します。また、そうならないためにはどうしたらいいか、運営者がどう対処したらいいのかをまとめてみました。

【目次】  

テニスコートの調整役にも感謝の気持ちを

サークル運営者は地味なこともたくさんしています。感謝の気持ちを忘れずに

サークル運営者は地味なこともたくさんしています。感謝の気持ちを忘れずに

  • 「来るか、来ないか分からない人。コートを取ってくれる人や、当日メニューを考える人は結構苦労しています。今は携帯もある。便利なサークル機能を持ったシステムもある。最低でもメールで連絡すれば済むことですから」
……テニスサークルはメンバーの協力の上に成り立ちます。特に調整をしてくれる人には感謝が必要です。感謝の気持ちがあれば、こういうことはなくなり、仮にあったとしても運営側もストレスを感じずに済みます。出席表明をしていない人がいきなりコートに来るというのも、時に問題があります。特に対抗戦では大切なことです。
  • 「陰口や悪口は言わない。影で言っても伝わります。聞いた人も気持ちよくないですしね」
……これはテニスに限った話ではないでしょう。
  • 「一言でいうと大人であること! どんな場面でも決して自分を失わず周囲への気配りを忘れないこと」
……テニス好きが高じて、どうしても衝突することもあるでしょう。そんなときは、冷静になりづらくても意識的に冷静に。
 

相手を思いやってこそ、真のテニスプレーヤー

  • 「いくら上手でも、相手のレベルを無視してプレーするのはどうかと思います」
……これはサークルの雰囲気により程度が変わります。ただ競技思考の強いところであっても、多少の配慮は必要かと。初級者の打ちやすいところにボールをコントロールすることも立派な練習だと思うことが本当の上級者でしょう。
  • 「例え相手が初心者であっても、誠実にプレーしてほしい」
……練習であれば、相手とラリーがつながることや相手が上達することを楽しめるといいですね。試合であれば相手がバカにされたと感じることが何かを考え、プレーすることが真の競技者でしょう。
  • 「ダブルスをまったく理解しようとしない」
……これは本人が気づくのが難しいところ。日本はダブルスを行う機会が大変多いです。ボールを打つ技術だけでなく、ダブルスの動きやセオリーなどを積極的に覚えるようにしていきましょう。

例えば守備範囲について。ダブルスは2人で行うので、守備範囲も半分と勘違いしている人がいます。実際にはもっと、もっと広い。パートナーがコートの外に追い出されたら、自分はコートの中央に移動する必要があります。その行為を怠り中央にボールを決められ、得点されたことをパートナーのせいにしていては、顰蹙ものです。
 

教え魔も度が過ぎると……

よかれと思ってみても、教え魔も度が過ぎると

よかれと思っていても、教え魔も度が過ぎると……

  • 「『うーん、振り切ってないよね』『ボレーするとき、足止まってるね』など、聞いてもないのに言い出す人」
……本人は親切心からかもしれません。でも度が過ぎると周囲から、「自己顕示欲が強いのか……」と思われてしまう可能性大です。もちろん、「教えてもらえてよかった」と思われることもあります。そう思われるためには、いろいろ詰め込もうとしても上手くいかないことを理解しましょう。

コーチングは一筋縄ではいきません。相手の運動レベルが違えば伝えるペースが違います。伝える言葉によっても理解が変わります。ただ客観的にスウィングフォームを見て形を直しても、簡単に技術向上には結びつきません。アドバイスを伝えるなら、軽くヒントを伝えるくらいのつもりがちょうどいいですね。

相手が興味を持つなら、もちろん十分時間をとって構いません。ただ、その場合も基本は「待つ」こと、もしくは「しつこくない」という筋を通しましょう、ということです。もし質問されたら、自分が感じている問題ポイントをしっかりと答えてあげてくださいね。

相手が「これ以上のアドバイスを求めていないかも……」と感じる場合もあります。そういうときは、たまに「ナイスショット」「ドンマイ」などのコミュニケーションだけにしてください。そうすると相手も再度アドバイスを求めやすくなります。
 

もし周囲に教え魔がいたら? 対策方法

しつこい教え魔には、右から左に受け流す、必要ないときは「今、こういう練習をコーチにするように言われてトライしている」ということを伝えます。教えようとしている気持ちに感謝を持てれば上手に応対することができます。「これがうまくできるようになったら、今教えてもらったこともトライしてみますね」という意見を聞きましたが、バランス感のある対応だと思います。
 

テニスのマナーはきちんと理解しておこう

  • 「隣のコートにボールが入ったときの対応、逆に自分のコートに隣からボールが来たときの対応がイマイチ」
……日本ではボールが来た途端にプレーを止め、入ってきたボールを取りにいくことも多いようです。ただ個人的には、自分のプレーが終わってからでも構わないと考えています。自分のボールが隣コートのプレーヤーの足元に行ってしまった場合は、必ず「危ないですよ」とすぐに声をかけるなど、気づいてもらうためのアクションを取り続けましょう。これは必ずです。
  • 「怒ってラケットを投げるのは、びっくり」
……今はトップ選手の試合態度が良くなっています。ジュニア選手でもラケットを投げることはほとんどありません。使用する道具を粗末に扱うということは恥ずかしいことです。
 

サークル運営者は調整能力を発揮するべし

  • 「発起人が全然コートを仕切れない」
……運営者に最低限必要な能力の一つに、場を仕切る能力があります。時間配分、コート割、パートナー決めなどがパッと行えるといいですね。スクールのコーチは、後から急に人数が増えても上手に行っています。ぜひ参考にしてみてください。
  • 「自分の主張だけをごり押しする運営者」
……人がたくさん集まれば考え方もたくさん出てきます。「私が運営者だから」と主張するのは得策ではありません。「メンバーの意見を聞いてみて、意見がわかれてしまいました。とりあえず、今年はこういう方向でやってみましょう。また必要な時期に見直しますから」ともっていけるとベター。正面からぶつかるのは避けましょう。
 

テニスサークルの楽しみは、テニスだけにとどまらない!

「サークルって面倒くさいんですよね……」という話をたくさん聞きました。でも、本当にそうでしょうか?

「たくさんの人と知り合えたこと。それはサークルだからこそ得られたと思います。ただ、自分で勇気を出して入っていかなければ絶対に知り合いになれない」という意見に代表されるように、むしろ楽しいことが多いのがテニスサークルでしょう。働いている人であれば、できれば地元。せっかくの地域コミュニティーを築くチャンスです。テニス以外にもたくさん楽しい行事が広がる可能性があります。

入会する前には、クラブの指向性をよく見極め、自身にあうクラブを見つけてください。
 

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