スイングチェックもiPhoneで
撮影したスイング動画に補助線を入れることが出来るスイング分析アプリ「Groove Golf Swing」 |
ご存知のように、ゴルフスイングは、スイングプレーン、シャフトプレーンといった架空の平面や直線によって語られることが多いわけですが、実際に線を引いてみることで、より深くその意味が理解できるかもしれません。
「V1」は1200円とやや高額ですが、撮影と補助線が入れられる機能のほかに、実際のPGAツアーのトッププロのスイングと比較する機能がついています。モデルとして登場するツアープロは、アダム・スコットや、リー・ウエストウッド。K・J・チョイなど大物ぞろい。トッププロのスイングを見るだけでもよい効果が期待できそうです。
その他にも、スコア管理アプリやトーナメント情報を確認できるアプリもあります。音声ガイダンスによるゴルフレッスンもありますが、ガイドが確認したところでは、そのほとんどが英語。日本語レッスンの普及にはもう少しかかりそうです。
GPS距離計もiPhoneで
GPS式距離計の新しい姿iPhoneアプリを使うと、トーナメント情報などもより詳細に入手可能。写真はマスターズ「加速するゴルフGPS式距離計の進化」では、次々に登場するGPS式距離計を紹介しましたが、iPhoneにも専用機と遜色ない高精度のGPSが備わっています。これらを使った、GPS式の距離計、ゴルフナビゲーションも数多く存在しているようです。残念ながら、まだほとんどがアメリカのもの。日本のゴルフ場で使用できるには、やはり日本向けのGPS距離計アプリが必要になるでしょう。iPhoneをGPS距離計として活用するには電池消費の問題もあり、まだまだ改善の余地がありますが、既にGoogle Earthを活用した距離計が存在するなど、その可能性は大きいと感じます。
将来的にはiPhoneや、Android OS携帯、windowsモバイル端末などのスマートフォンで自宅からゴルフ場まで、そしてゴルフプレー中もGPSを用いた詳細なナビを利用できる日もそう遠くないと思います。
日本のゴルフ場でも扱いやすいGPSアプリが登場するまでは、光学式距離測定はどうでしょうか? 「Question Yards」は、カメラでピンフラッグを撮影し、その長さで距離を測るというもの。遠くのピンは小さく見え、近くのピンは大きく見えることを利用したこのアプリ。なんと115円です。ガイドも試してみたところ、手ブレ撮影のせいもあってか距離はなかなか正確には出ませんでした……。
ゴルフを面白くするiPhoneアプリ。これから実用性の高いアプリがどんどん登場するでしょう。プレー中に、いつもiPhoneを持つ時代も遠くないかもしれません。
<関連リンク>
Break Meter
Groove Golf Swing
iSwing
V1
Question Yards
iPhone 3GS
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