個性的なモデルも続々登場
カラーディスプレー、コースレイアウト表示、タッチパネルなど、現時点でもっとも高機能のモデルのひとつ「ショットナビ ADVANCE(アドバンス)」 |
135gとこれまでのモデルよりも重くなりますが、さほど気になる感じではありません。しかもタッチパネルを採用。コースレイアウトの拡大、縮小などを簡単に行うことができます。価格は36750円(税込)と高価ですが、現行モデルでは機能はNo.1といえるでしょう。強いて言えば、前出のルール上の関係だと思いますが、コンパス機能が無い事に注意です。
他にもすでに1万台を販売したという朝日ゴルフ「イーグルビュー」や、いち早くカラーディスプレーのモデルとして登場したMASAの「グリーンオン」なども人気を集めています。特に、昨年末に発売された「グリーンオン・ミニ」は、42.5(高さ)×74.1(幅)×16.8(厚さ)という大変コンパクトな使用でありながら、音声案内を備えた高機能モデル。
「GPS対レーザー 距離測定器徹底比較!」では、GPS式距離計と、レーザー式距離計の特徴を比較しました。例えば、GPS距離計は、上空からの水平距離の表示なので、ブッシュネル「ピンシーカーツアー スロープV2」のように、傾斜測定機能と推奨飛距離表示のついたモデルと比べると、傾度測定ではレーザー式の方が優位性があります。練習場などでの距離のチェックなど、場所を選ばず自分の移動を必要としないのもレーザー式の利点です。
しかし、比較するとコンパクトさや手ブレが発生しないことなど、GPSのユーザービリティーは高く、またさらに進化していると感じます。価格も実勢価格6万円前後の「ピンシーカーツアー スロープV2」と比べると、かなり割安感があります。
既にアメリカでは、かなり実用的なGPS距離測定が可能なゴルフ用iPhoneアプリが登場しています。電池の減りが早いなどの問題もありますが、GPS距離測定と、iPhoneやAndroid OS携帯、windowsモバイル端末などのスマートフォンと連動することも、今後大いに考えられます。
GPS式距離測定器をガイドは、早くから各モデルも試してきましたが、やはり便利。なんといってもプレーが面白くなります。表示された距離どおり打てるのか、と言われれば確かに厳しいのは事実。ガイドの周りの上級ゴルファーには、否定的な意見もあります。
しかし、よりコースマネージメントに注意し、ゴルフの持つコース攻略の部分を楽しめるようになるのではないかと感じています。ぜひ多くのゴルファーに使用していただきたいものです。
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