優れた弾道解析
アメリカ本国でも使用されている弾道解析システム、CPAS(Callaway Golf Performance Analyze System)。 |
弾道解析器は、既に多くのメーカーで採用され、ショップ向けや個人向けなどの小型なものも登場しており、それらを使ったフィッティングもすでにポピュラーになっています。しかし、アメリカのテストセンターで採用されているものと同じCPAS(Callaway Golf Performance Analyze System)というキャロウェイパフォーマンスセンター内の解析器は、これまでのものに比べて、さらにワンランク上の詳細なショットの分析が可能。
一般的な弾道計測器では、ヘッドスピード、ボールスピード、スピン量、打ち出し角、推定飛距離などが表示されるのが一般的です。キャロウェイの計測器では、さらにAttack AngleとPath Angle、APEX、さらにEFFICIENCYを計測可能。ほとんどが、聞きなれない言葉ですが、これがわかれば、さらに自分のスイング傾向がわかる要素です。
アタックアングルやパスアングルなど、これまで以上のスイング解析が可能に… |
Path Angleとは、ターゲットラインに対してのヘッドの入射角のこと。インサイドからヘッドが入ってくるとプラス数値、スライスや引っ掛けの要因として嫌われるアウトサイドインと呼ばれる軌道では、マイナス数値として表示されます。出来るだけターゲットラインに沿った角度でヘッドが入ってくるほうが、ストレートに近くエネルギー効率も高いスイングになるといえます。
APEXとは、弾道の頂点までの高さ。ヘッドスピードなどに応じて、最大飛距離を生む適正な高さがあり、高すぎても低すぎても飛距離をロスします。
EFFICIENCYは、エネルギー効率。ヘッドスピードなどから考えられるそのゴルファーのベストポテンシャルを100%として、どのくらい効率の良いショットが打てているかを分析します。
APEXとEFFICIENCYは、クラブフィッティングにおける新しい指標と言えそうです。より適正な弾道の高さと、より効率の良いショットが打てるクラブとスペックになるよう試打を繰り返します。