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体験!クラブフィッティングPING編2(4ページ目)

今年、50周年を迎えたピンのカスタムフィッティング特集の2回目。アイアンとパターのフィッティングを紹介します。12色のライ角フィッティングを是非!

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

独自のパターフィッティング

フィッティング専用のパター。ライ角とシャフト長が調節可能で、自分の適性を知ることが出来る
同じモデルのアンサー型とマレット型のパター…
同じように見えるグリップに、形状の違いがある。形状にマッチしたストロークが行いやすくなる工夫だ
ピンは、パターのフィッティングも特徴的。そもそもフィッティングに力を入れている大手メーカーでもパターのフィッティングはあまりありません。しかし、ピンは、もともとパターからスタートしたメーカーということもあって、様々なノウハウが蓄積されています。

まずは何といってもパターのラインナップの多さでしょう。特に様々な形状の圧倒的な多さ。そのほとんどすべてがピンのオリジナルのデザインといっても良いでしょう。他のメーカーもピンパターの形状を多く踏襲しています。

現在は、クラシックシリーズと呼ばれている昔からあるブロンズ素材、ステンレス素材のパターを除いても4種類のパターがラインナップされ、それぞれに多くの形状を用意しています。303ステンレス削りだしによる最高峰「REDWOODパター」は評価が高く、今年発売された「iwiパター」では、ウエイト調整機能も導入されました。

ピンのパターフィッティングは、まずシャフト長とライ角を自分に合ったものにします。フィッティング専用のパターを使用し、自分のパッティングスタイルに合うようにシャフト長とライ角を調節。ライ角は、カラーコードが一目でわかるようになっていて、自分に合ったカラーを簡単に選択できます。

基本的なシャフト長とライ角が決まれば、あとはモデル選び。「CRAZ-E」などのフェースバランスタイプ、「アンサー」に代表されるヒールトゥバランスタイプ、L字に近いパターであるトゥバランスタイプの3つからストロークの傾向などを判断し、フィッターさんと相談しながら選択します。最終的にはヘッド重量や打感、操作性などを鑑みて、具体的なモデルを決定することになるでしょう。

さらに驚くのが、パターグリップの種類の多さ。自分のグリップにあったグリップ、感触が好ましいグリップを選択するのはもちろんですが、ピンではさらに同じ種類のグリップでもフェースバランスタイプのパターとヒールトゥバランスタイプのパターで、より扱いやすいように太さや形状を変化させています。このきめ細かな配慮がピンのプロダクツの最大の魅力と言えるのではないかと。

パターは、ライ角はもちろんロフト角も調整可能。シャフト長は、31インチから36インチまで選択可能。グリップも好みのものにオーダー可能です(グリップによっては追加料金がかかります)。

今回の取材では、ピン50年の奥深さを体感することができました、そんな多くのゴルファーの要望に応えてきた東京都世田谷区のピンフィッティングスタジオは、この7月からピンゴルフジャパン本社オフィス内に移転。これからも多くのゴルファーのフィッティングが行われるものと思います。

■新フィッティングスタジオの概要
住所:東京都北区浮間1-2-27 ピンゴルフジャパン本社2階 特設フィッティング施設
営業時間:10時~18時※完全予約制
定休日:土日祝日
フィッティング予約:03-5426-8620

<取材協力>
ピンゴルフジャパン株式会社
カスタマーサービスお問い合わせ:
電話番号: 03-5916-1812



<関連リンク>
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