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絶賛シャフトスタビライザーの真価を探る(2ページ目)

巷で話題のゴルフアイテム、シャフトスタビライザー。スイングアナリストのマーク金井氏も絶賛するゴルフギアをガイドが実際に使用して紹介。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

フック、チーピンに効果

シャフトスタビライザーを装着したところ。写真のウェイトは、25gのタイプ。
手元よりに鉛などを貼り重量を持たせることによって、いわゆるカウンターバランス効果を狙う方法はこれまでにも存在しました。シャフトスタビライザーが、これまでのカウンターバランスと異なる点は、主に2点。

1点目は細長く、グリップ内に挿入する形で装着するので、グリップする右手と左手の間に重量がかかる点。これまではシャフトに鉛を貼ったり、グリップエンドに重量を持たせるタイプが一般的でした。

2点目は25gと50gと、かなり重いウェイトを使用するということです。鉛を貼って、カウンターバランスを狙うチューンナップでは数gからせいぜい10g程度しか使用しないことを考えれば、いかに重いかがわかります。もちろん装着すると、その分総重量は増えます。

スイングバランスは、25gのウェイトを装着時に平均で5~6ポイントダウンします。つまり、D0のクラブがC5以下になるわけです。それだけ聞いてしまうと、ずいぶんと持った感じが軽くなるのではないかと感じますが、試したゴルファーの多くが口にするのは、違和感がなく、スムーズに振れるようになったということ。

手元よりに重量を感じると、ダウンスイングで自然に手が下りやすくなります。その結果、クラブが寝たり(ダウンスイングで、クラブヘッドが下にたれて、正しい軌道から外れること)、手元が浮いて煽り打ちになるのを防ぎます。

スライサー(持ち球がスライス系のゴルファー)でも良い効果が出た場合もあるようですが、どちらかといえば、チーピン(強烈に左にまがってしまうミスのこと)やフックに悩むゴルファーに、特に効果が高いようです。つまり、誰にでも効果のある万能薬というわけではなく、ゴルファーのスイングタイプによって、向き不向きもあるようです。

>>まずは、装着>>
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