30年目の進化「R9」
テーラーメイド30年の集大成「R9ドライバー」 |
ちなみに世界初のメタルウッドは、日本のサンケイゴルフが1970年代初頭に発売した「ツルギ」というアルミ素材によるクラブだといわれています。世界初のチタン合金製ドライバーもミズノから出ています。
90年代には、シャフトの根元側が大きく膨らんだバブルシャフト(インテグラルシャフト)を登場させ、2000年には黒いヘッドの300シリーズを発表。300シリーズはゴルファーに応じて、3種のヘッドを用意。また日本モデルは高反発、USモデルはルール適合と性能を区別するなどし、ゴルファーから大きな支持を得ました。
2004年には、前出のウエイト式の弾道調整機能「MWT」を始めて採用した「r7 quad」を発表。常に革新的なコンセプトを提示するのが、このメーカーの特徴かもしれません。「R9」は、そんなテーラーメイドの30年の歴史の集大成と位置づけられるモデルです。