ゴルフ/ゴルフ関連情報

2008年ゴルフルール改正をチェック!(3ページ目)

2008年1月から施行され、いよいよ関心の高まっているSLEルール。しかし同時期に多くのルール改正が同時に行われています。ゴルファーが特に遭遇しそうなポイントを解説。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

距離計測の緩和

昨年に引き続き、距離計測器に関するルールは緩和された
ゴルフルールには、それを補完するものとしてゴルフ規則裁定集が別途刊行されています。ゴルフ規則裁定集はゴルフ規則の公式な解釈を示すものです。実際のゴルフプレーでは、さまざまな出来事が起こる可能性があるので、どのようにルールを運用していくかが例示されています。

さて、今回のルール改訂では、これまで裁定集にのみ解釈が示されていたものがゴルフルールに盛り込まれ、明示されたものがあります。その代表的な例が距離に関するもの。ひとつは、距離についての情報はアドバイスに入らないということ。もうひとつは「ルール改正で脚光!レーザー距離計の選び方」でも紹介した距離のみを計測する機器の使用を認めるローカルルールを制定することができるという点です。

ご存知のとおり、ゴルフルールでは、プレー中にアドバイスを受けることを禁止しています(ゴルフルール第2章3)。アドバイスとは、「プレーヤーの(a)プレー上の決断や、(b)クラブの選択、(c)ストロークの方法に影響を与えるような助言や示唆」とて意義づけられています。

上記の内容は、こと距離の情報に関していえばゴルファーが距離の情報を得ることは公平性をプレー上の決断やストロークの方法に関して影響を行うものではなく、公営性を損なうものではないという見解のようです。むしろスロープレー抑制になるなどメリットも期待できます。距離の情報は、ルールやコースのレイアウトなどと同様の周知の事実としてみなされます。

>>次は、ゴルフクラブのルールも改正>>
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