会員権をめぐる悪いイメージ
コース管理もゴルフ場の評価対象。グリーンの状態はその目安になる |
バブル期の会員権相場の異常な高騰や、その後の預託金をめぐる訴訟問題からゴルフ会員権自体のイメージが貶められてしまったのは大変残念なこと……。
アメリカやヨーロッパでは、格式の高いコースの大部分がプライベートコースと呼ばれる会員制ゴルフコースであり、会員中心の運営・サービスが行われており、誰もがプレー可能なパブリックコースとは明らかな差別化を行っているのが普通です(ゴルフの聖地といわれるセントアンドリュースオールドコースがパブリックであるように、もちろん例外は存在します)。メンバーとなりホームコースを持つことは、もうワンランク上のゴルフライフを楽しむための通過儀礼といっても過言ではないと思います。
今回は、そうしたゴルフ会員権の新しい流れともいえるPGM(パシフィック・ゴルフ・マネージメント)の新規会員募集を紹介します。
PGMのメンバー特典
PGMは、全国に100コース以上のゴルフ場を保有している日本最大のゴルフ場運営会社のひとつです。「Love Life. Love Golf. ゴルフはもっと素晴らしい」という基本マインドのもと、コース改造に積極的に取り組むなど意欲的なゴルフ場運営を行われています。ゴルフ場メンバーにもそうしたマインドを反映したゴルフを楽しむための提案しているのが特徴です。それを如実に示すのが、メンバーになると受けられるP-CAP(PGM Club Advantage Program)という特典です。これは、PGMグループで運営するゴルフ場のメンバーになると、全国のPGMの運営する指定コースでアソシエイトメンバーとして特別優待料金でプレー可能というものです。優待料金はメンバーフィーよりほんの少し高い程度の設定。ホームコースを持っていても他のコースでも頻繁にプレーしたい人、出張や旅行先でゴルフがしたい方にはかなりメリットの大きいサービスといえるでしょう。
また、P-CAPでは、例えば会社の転勤などで遠距離に引越しなどした際、所属クラブを転勤先近くのゴルフ場に一時変更することも可能です(ただし150km以上の場合)。転勤族には嬉しい配慮です。
P-CAPは、よりゴルフライフを楽しむために提案されている特典であり、また全国に運営ゴルフ場をもつスケールメリットを生かしたサービスという点で、大変画期的といえるでしょう。