ドライバーはますます進化する
テーラーメイドの「r7 DRAW」。460ccの大型ヘッドでミスに強いのも魅力 |
しかしこうした範疇にとどまらないクラブも存在します。「キャスコ パワートルネードD‐MAX450」は、46インチ・47インチというシャフトの長いスペックをラインナップしています。シャフト長を伸ばすことは比較的簡単に飛距離アップが見込めるので、長尺化は今後も大きなトレンドになると考えられます。「テーラーメイド r7 DRAW」は、その名のとおりドローボール(打ち出してから落ち際でやや左に曲がる理想的な球筋)の出やすいヘッド特性を持ったクラブ。大きく右に曲がるスライスボールに悩むゴルファーにとっては大きな魅力のあるドライバーです。球筋が安定してくるとスコアと飛距離の両面でよい結果が見込めます。「r7 DRAW」は対象ゴルファーの求める性能を追求した性能特化型と言えるでしょう。
万人に合うゴルフクラブなど本来存在しないので、特徴あるヘッド特性を持つことは他のクラブとのはっきりとした差別化が図れるでしょう。特徴がはっきりすることで、ゴルファーもクラブ選択も行いやすくなります。攻撃をパンチに絞ったことで、ボクシングの技術が発達したように、ルール規制はフェース反発以外のドライバー性能向上の大きな契機となりそうです。こうしたクラブ進化の恩恵を積極的に利用したいものです。
<関連リンク>
施行間近!SLEルールを知ってますか?
ルール施行あと一年! 最新ドライバー事情
マグレガー MACTEC NV-NX
ダイワ ONOFF
ダンロップ XXIO
ブリヂストンスポーツ TOURSTAGE NEW X-DRIVE
NIKE GOLF SUMO(英語サイト)
テーラーメイド r7 DRAW