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レッスン不要?のオススメ練習器具(2)(2ページ目)

トッププロのフィードバックを活かすなど進化している練習器具。今回は、特に効果の高いと思われるパッティングの練習器具を紹介します。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

フラットパターマット

性別・レベルを問わず人気のある「フラットパターマット」 税込4,725円
パッティング練習の器具といえば、なんと言ってもパターマット。「パターマットで上手くなった人はいない」という人もいますが、これはおそらくパターマットでの練習が、実戦的ではないからでしょう。実際のゴルフプレーでは、グリーンに傾斜があり、それに応じて打つ距離・転がるボールの曲がり方を調整する必要があります。

また、「これを入れればパー」だとか、後ろの組が待っていたりとか、有形無形のプレッシャーがかかるのも実際のパッティングの難しいところ。優勝争いの渦中にあるとトッププロが、信じられないような短いパッティングをはずしてしまうところからも、パッティングがいかに精神的なものに左右されるかが窺い知れます。

しかし、ほとんどのゴルファーにとっては、本格的なグリーンでの実戦的な練習をする環境は整っていないのも事実。ここは工夫して、実戦でも有効なパターマットを使用した練習を行うのが前向きな姿勢といえるでしょう。

一般的なパターマットで厄介なのが、カップ付近の坂道になった傾斜部分です。ボールが自分のところに返ってくるようにつけられた傾斜ですが、カップに入れようとするとどうしても強めに打たないと坂道を登らないので、適正な距離感が養われません。そこで登場するのが、タバタの「フラットパターマット」。多くのパターマットと異なり、カップ付近がフラット(平坦)になったパターマットです。

ヒットしたボールが強すぎるとカップを飛び出してしまうのはもちろん、左右の微妙なずれと力加減によっては、実際のカップのようにボールが蹴られます。逆にジャストタッチだと最後にくるっと回ってコロンと入るところが、他のパターマットに比べ本物らしく再現されています。

通常のパターマットを使用する場合は、坂道傾斜の手前で1mくらいのパッティングを練習しましょう。ショートパットに自信がもてると、ロングパットでのプレッシャーも軽減されます。

>>次は、エクステンダラインの紹介>>
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