ドライバーを選ぶコツ
最近では自分に合ったクラブをチョイスしてくれるクラブフィッティングのサービスも多い。積極的に利用しよう |
1.ヘッドの大きいものを選ぶ
基本的にヘッドが大きいドライバーのほうが、スイートエリアが広くミスになりにくい構造になっています。現在ドライバーのヘッド体積は、420ccから460cc程度が主流で、ヘッド体積が200cc前後しかなかったパーシモンヘッド(柿の木でできた木製ヘッド)の時代からは考えられないほど、ミスに強く、簡単になっています。中古クラブで数年前のクラブを購入するときもできるだけ大きめヘッドのドライバーを選びましょう。目安としては360cc以上欲しいところ。
2.自分が振り切れるものを選ぶ
ドライバーはゴルフクラブの中で一番長い番手です。初心者のうちは振り切れずに、打球が右に出てしまうことが多くあります。購入前に素振りして、無理なく振り切れるかを確かめましょう。
ポイントはシャフトが長すぎないものを選ぶこと。長さ44~45インチくらいのものを選びます。また重過ぎるものを振りにくいので総重量が320グラム以上あるものは避けたほうが良いでしょう。
3.スペックにこだわり過ぎない
ご存じない方は驚かれるのですが、実はゴルフクラブには統一した測定基準というものがありません。フレックス(硬さ)がモデルによってまちまちであることはすでに説明したとおりですが、ロフト角、シャフトトルク、シャフトの長さにいたるまで、メーカーによって測定基準が異なります。カタログ上、同じ長さになっていても並べてみると長さが違うということが、よくあります。
また昔から言われていることに、個体差の問題があります。同じモデルでも、製造上の個体差でスペックが若干異なる場合があります。ロフト角表示が同じヘッドでも、プラスマイナス1度近い誤差があるといわれています。
このような現状はとても問題ですが、対応策としては、メーカーのカタログに記載されているスペックは参考程度にとどめ、見た目の気に入ったもの、打ってみて結果の良いクラブをチョイスするのが良いと思います。
「クラブを変えたらうまく打てるようになった」「飛距離が伸びた」ということはとても多いので、ぜひ自分の使用している道具にこだわってみることをオススメします。こだわればこだわるほどゴルフの楽しみが増していくはずですよ。
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