自分に合うシャフトとは?
同じように見えるシャフトでも特性は大きく異なる |
自分に合うシャフトを選ぶのにまず覚えておきたいことは、RやSといったフレックス(硬さ)表記が、モデルによってまちまちであるということです。同じRフレックスで揃えてもモデルや装着されたシャフトの種類が違えば、硬さは異なります。
また最新のクラブは昔に比べてシャフトが軟らかくなってきたともいわれています。昔、RシャフトでマッチしていたゴルファーもSRやSシャフトが必要になる場合があります。
シャフトには、硬さのほかにもねじれ感やしなり戻り感などの特性がありそれぞれに異なります。シャフトの特性は、シャフトのどの部分でしなるかを示すキックポイントやシャフトのねじれを数値化したトルクなどで示されますが、スペックだけでは不十分。プロや上級者も最終的に試打を繰り返してセッティングしています。ゴルフメーカーはそれぞれのモデルに応じて最適なシャフトを装着しているので、初心者のうちはメーカー純正で装着されているシャフトでOK。リシャフトと違い金銭的な負担もかかりません。
カタログに記載されているスペックから自分に合いそうなものに見当をつけて、最終的には練習やラウンドをする中で自分の気に入ったクラブを見つけていきます。
最近ではゴルフショップでの試打も盛んに行われているので、積極的に利用しましょう。ゴルフショップでは自分のヘッドスピードを測ってくれます。クラブ選びの基準となる数値なので、一度ヘッドスピードの測定をしましょう。下記は、ヘッドスピードにあったシャフトスペックの目安です。参考にしてみてください。
ヘッドスピード | フレックス | トルク | シャフト重量 | |
37~40m/h | R | 4.0~5.0以上 | 45~55g | |
40~43m/h | SR,S | 3.5~4.5 | 55~65g | |
43~46m/h | S | 3.0~4.0 | 60~70g |