ゴルフ/ゴルフ初心者向け情報

初心者ゴルファーのためのドライバー選び(4ページ目)

その人のスイングや体力などによって、相性の良し悪しがあるゴルフクラブ。今回は、初心者ゴルファーでも知っておきたいドライバーの選び方のコツを解説します。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

ドライバーを選ぶコツ

最近では自分に合ったクラブをチョイスしてくれるクラブフィッティングのサービスも多い。積極的に利用しよう
最期に自分にあったやさしいドライバーを選ぶためのコツを3つ紹介します。参考にしてみてください。

1.ヘッドの大きいものを選ぶ
基本的にヘッドが大きいドライバーのほうが、スイートエリアが広くミスになりにくい構造になっています。現在ドライバーのヘッド体積は、420ccから460cc程度が主流で、ヘッド体積が200cc前後しかなかったパーシモンヘッド(柿の木でできた木製ヘッド)の時代からは考えられないほど、ミスに強く、簡単になっています。中古クラブで数年前のクラブを購入するときもできるだけ大きめヘッドのドライバーを選びましょう。目安としては360cc以上欲しいところ。

2.自分が振り切れるものを選ぶ
ドライバーはゴルフクラブの中で一番長い番手です。初心者のうちは振り切れずに、打球が右に出てしまうことが多くあります。購入前に素振りして、無理なく振り切れるかを確かめましょう。

ポイントはシャフトが長すぎないものを選ぶこと。長さ44~45インチくらいのものを選びます。また重過ぎるものを振りにくいので総重量が320グラム以上あるものは避けたほうが良いでしょう。

3.スペックにこだわり過ぎない
ご存じない方は驚かれるのですが、実はゴルフクラブには統一した測定基準というものがありません。フレックス(硬さ)がモデルによってまちまちであることはすでに説明したとおりですが、ロフト角、シャフトトルク、シャフトの長さにいたるまで、メーカーによって測定基準が異なります。カタログ上、同じ長さになっていても並べてみると長さが違うということが、よくあります。

また昔から言われていることに、個体差の問題があります。同じモデルでも、製造上の個体差でスペックが若干異なる場合があります。ロフト角表示が同じヘッドでも、プラスマイナス1度近い誤差があるといわれています。

このような現状はとても問題ですが、対応策としては、メーカーのカタログに記載されているスペックは参考程度にとどめ、見た目の気に入ったもの、打ってみて結果の良いクラブをチョイスするのが良いと思います。

「クラブを変えたらうまく打てるようになった」「飛距離が伸びた」ということはとても多いので、ぜひ自分の使用している道具にこだわってみることをオススメします。こだわればこだわるほどゴルフの楽しみが増していくはずですよ。


<関連リンク>
ブリヂストン ニューイング
ダンロップ ミラクルエブリオ
人気のショートウッド・ユーティリティとは(All About ゴルフ)
初心者ゴルファーのための道具選び(All About ゴルフ)
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場でゴルフ関連の商品を見るAmazon でゴルフ関連の商品を見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます