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2006年話題のNEWモデル!徹底比較!(2ページ目)

06年NEWモデルの中で人気を2分するブリヂストンスポーツの「TOURSTAGE V-iQ」とダンロップの「ALL NEW XXIO」を徹底比較!購入前には必読です!

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド


V-iQとXXIO 両モデルのスペックを比較!

さて、注目の両モデルを比較してみたいと思います。

    NEW V-iQ ALL NEW XXIO適合ALL NEW XXIO高反発
ヘッド体積 430cc432cc460cc
総重量 284g291g291g
バランス D0D1D1
シャフト長 45インチ45インチ45インチ
シャフトトルク 4.64.64.6
シャフト重量 48g48g48g
シャフト調子 中調子中調子中調子
※ Rシャフトの場合。メーカーカタログから引用。

カタログのスペックを見て驚くことは、両モデルの数値が非常に近似していることです。前モデルからさらに大型となったヘッド体積はほぼ同じ。クラブ選択の大きな目安となる総重量こそ「V-iQ」のほうがやや軽い(-7g)ですが、バランス、シャフト重量ともにほぼ同じです。

クラウン部を薄肉化(「XXIO」は異なるチタン素材を採用)し、ソール部分に比重の重いウエイトを装着し、低重心化を実現しているのも共通点です。低重心化は、ドライバーの飛距離アップの要素である<高打ち出し角>と<低スピン量>実現に欠かせないポイントです。

高反発かルール適合か?

参考:V-iQのヘッド構造
対象とするゴルファーが近いためか、スペック的にも共通点の多い「V-iQ」と「ALL NEW XXIO」ですが、決定的に異なる点があります。それは、「V-iQ」がルール適合モデルであるのに対し、「ALL NEW XXIO」が、ルール適合モデルと高反発モデルの2種類のヘッドをラインナップしていることです。2008年から施行されるドライバーの反発係数規制、SLEルールについては、施行間近!SLEルールを知ってますか?(2006/01/24) をご参照ください。

発売間もない実績では、「ALL NEW XXIO」の販売数の半分以上が、高反発モデルでとなっています。ショップによっては7割以上高反発モデルの販売となっているところもあるようです。あと2年経つとルール違反となってしまう高反発ドライバーですが、飛距離にこだわるゴルファーには根強い人気があるようです。

ALL NEW XXIO 高反発モデル
ソールに高反発を示す"HR"の表示がある

「ALL NEW XXIO 高反発モデル」は、適合モデルよりもさらに大きいヘッド体積460cc。適合モデルと異なり、ボディとクラウン部は同素材が採用されています。タングステンウエイトも装着されておらず、適合モデルとは別の性格を持ったクラブと考えたほうが良さそうです。

08年までの期間限定でも良いから、高反発モデルの飛びがほしいというゴルファーには、「ALL NEW XXIO 高反発モデル」がお勧めです。しかし、使用できない競技などもありますからSLEルールを熟知しておく必要があります。

>>次のページでは、選択の決め手を解説!>>
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