<タイトリスト・ボーケイ>米ツアーでの人気は高く、タイガーやガルシアなど多くのトッププロが使うメジャーウエッジだが、この人気はトーナメント会場でのメンテナンス体制やボーケイ氏が選手とのコミュニケーションを大切にしている賜だと思う。
実際我々はボーケイ氏に好みを伝えて削ってもらえるわけがない!市販品とツアー支給品は違うという事も広く知られている。
だが、市販品としてもラインナップは豊富で2シリーズ、3シリーズ、4シリーズとフェース形状が3種類あり、さらにそれぞれにロフト角、バンス角の設定が細かくある。削ってもらう事は無理だが満足度の高いモノが見つかる可能性は高い。
<クリーブランド>ストレートネックといえばこのクリーブランド。ボーケイが発売されるまでは殆どのツアープロがバックに入れていた、まさにキング・オブ・ウエッジでしょう!近年はラインナップも豊富になり「一体、何種類あるの?」といった感じです。
フェースはオーソドックスなアメリカンウエッジでティアドロップ型といわれる形状で、ボーケイだと2シリーズです。ロフト角、バンス角はもちろん、仕上げの違い(ガンメタルやノーメッキなど)好みの1本が見つかると思います。
<ブリヂストン>ひと昔?前はJ`sシリーズで今はツアーステージ・・・ウエッジもJ`sの頃はジャンボさんの影響が強くグースネックでバンス角が多めのタイプが主流でした。今年のラインナップを見るとウエッジはTWシリーズとMR-23がセット外で用意されており、以前のようなグースが強いモノは見あたらなくなりました。米国ウエッジに比べれば販売されるラインナップは少ないです。
<フォーティーン>今、日本ツアーで旋風を巻き起こしているのがこの地メーカーのウエッジ。残念ながら私は本物を見た事がないので、詳しくは言えませんが・・・知り合いのプロによると「日本の芝に合ったアメリカンウエッジ」という事です。抜けがバツグンでスピンがよく効くという事です。今、話題沸騰でオーダーしても3ヶ月位かかるみたいです。
今回はソールにばかり触れてきましたが、フェースの溝や平面度ももちろんスピン量には関係してきます。しかし、フェースの溝というのは思っている程関係ないのが(ルールに従えば)事実ですし、ミーリングによって平面度を上げても使い込んでしまえば鉄は削れてくるし、プロのように3ヶ月に1回替えるわけにもいかない。
やはりウエッジの決め手はソールであるとおもう!
ウエッジというクラブはピンポイントで狙うクラブですから、高さとスピン量をコントロールする事、つまりイメージ通りの弾道が打てるモノがベストだと思います。タイガーが使っているからとか伊沢が使っているから・・・というのも悪いとは思いませんが、やはりウエッジは手足の様に使えるモノを見つけるべきだと思います。自分のスイングやクセと相談してベストなウエッジを見つけてください。
<関連リンク> ゴルファーのためのウェッジ選び1(All Aboutゴルフ) 2010年施行!クラブフェース溝規制とは(All Aboutゴルフ) 逸品SW復活!リンクス マスターモデル(All Aboutゴルフ)