ルアーフィッシング/ルアーフィッシング関連情報

レンタルボートで湖上へGO!その3(3ページ目)

レンタルボートでブラックバスフィッシングを楽しむための講座弟3回目。今回は操船テクニックと魚探について解説します。

執筆者:中山 一弘

多く情報を手に入れたいと思ったら走り続ける

26番
魚探の画面の右側が最新の情報になる。水底が傾斜しているが、この場合ボートが深い場所へ進んでいる様子になる
26番
逆にこちらはボートが進むにつれて水深がどんどん浅くなっている様子。こうした場所は魚たちの通り道になっていることが多いので見つけたら必ずチェック
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水中に何かを見つけたら8の字を描くように操船してみよう。縦横から見るとストラクチャーの大きさや規模も想像できるように
26番
8の字操船が難しければゆっくりS字を描きながら操船してもよい。これでもある程度の情報は手に入れられる
魚探はどの製品も右から左に画面がスクロールしている。右に行くほど最新の情報で、船の動きによって水中をトレースしていることになる。ボートが止まっていればいくらスクロールしてもどこまでも平坦な画像しか映らないので注意しよう。魚探からなるべく多くの情報を手に入れたいと思ったら走り続けなければならないのだ。

では、どうやって水中の障害物などを発見するのか? こちらの画像はその大まかなイメージだが、いったん通り過ぎたとき、何かしらの反応があったら引き返して8の字を描くように操船してみよう。もし、それが水中の根や浚渫の後などであれば、直上を通ると同じように魚探に反応が出る。ボートの操船が苦手なうちは最初からゆっくりS字を描くように操船しても障害物の上を通過する時間が長くなるので発見は楽になる。あとは魚探から得た情報を元に根の上から狙うのもよいし、いったん離れてからルアーを障害物周りをうまく通過するようにアクションさせてもよい。

発見した根が見つからなくならないよう、「山たて」することも重要。これは障害物を発見したときのボートの位置を忘れようにする技術で、遠く目印を作るというもの。日本の湖沼の場合、規模が小さいこともあるので、特に意識しなくてもよいが、ボートと交差する目線にどんなものがあるのかぐらいは覚えておくと次回の釣行でもすぐに根を見つけられるはずだ。


ボートフィッシングを楽しもう!

26番
ブラックバスをとりまく環境は悪化しているが、それでも楽しい釣りであることに変わりはない。この釣りを長く続けられるようアングラー全員がマナーを守ってほしい
まだまだ解説しておきたいことはたくさんあるが、ブラックバス講座はいったんこれで区切りを付けたいと思う。覚えることが多くて大変だと思うが、一匹釣れば苦労も消し飛んでしまうはず。やってみれば分かると思うが、たいへん楽しい釣りなのでぜひチャレンジしてほしい。ガイドもまだまだ書き足りないので、また次の機会を作って楽しい話題をお届けしたいと思う。

ブラックバスの基礎講座はこれでいったん終了です。次回からはシーバスフィッシングをお届けします!



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