ビーズとワイヤーで花のリングの作り方!手作りアクセサリー
ロマンチックなコーディネートや、パーティにぴったり
ガイドの作品紹介:ゴージャスリング特集で、多くのリクエストをいただいた「ワイヤーワークのローズリング」をもとに、より作りやすく、きれいに仕上がるレシピを考えました。少しコツが要りますが、この華やかさはワイヤーフラワーでなければ出せません。ぜひ、挑戦してみてくださいね!
※記事中に分からない用語が出てきたときはビーズ基本用語集
|
横から見たところ |
色が豊富なシードビーズを使うので、たくさんのカラーバリエーションを楽しめます。お気に入りの洋服に合わせて、自由にアレンジしてください。
シードビーズとワイヤーのローズリング(赤) 材料
難易度:★★★☆☆
所要時間:★★★★☆
出来上がり寸法:最大幅約30mm
【材料】
- シードビーズ 丸小 濃赤※1……204個
- シードビーズ 丸小 赤※2……256個
- ワイヤー 28号 ライトゴールド……3.3m
- リーフパーツ 10×16mm 古美金……1個
- チェコ ラウンド 4mm 5mm 赤……各1個
- ヴェネチアンビーズ 6mm ソンメルソ※3 赤……2個
- Tピン 0.6×14mm以上の長さ 古美金……3本
- 9ピン 0.6×14mm以上の長さ 古美金……2本
- 丸カン 0.6×4mm 古美金……3個
- シャワー台付きリング金具……1個※4
※1……色番:TOHOのNo.400
※2……色番:MIYUKIのNo.304
※3……金属フレーク入りのもの
※4……シャワー台の中心に穴があるもの
クリックで拡大されます。わかりにくいところは、クリックを!
※ワイヤーはテグスと違い、強く引っ張ると切れてしまいます。また編み直しができないので、一つ一つの工程でていねいに引き締め、形をととのえながら編んでください。
※すでに通したワイヤーは淡い色で表示しています。
1:一番外側の花びらから作る。 ワイヤー40cmの端を7cmほど残し、ビーズ赤1個と濃赤7個通す。 2個目に通した濃赤1個にワイヤーを左図のように通してワイヤーを引き締め、「わ」を作る。
2:左図を参照しながら、
1で最初に通した濃赤をすくうようにワイヤーを通して出し、新たな濃赤8個と赤1個を通す。
3:ワイヤーを
2で最後に通した濃赤に左図のように通し、赤のビーズでピコットを作る。
4:左図を参照しながら、ワイヤーを
1で作った「わ」の中央の濃赤にひっかけるように通し、ふたたび
2で最後に通した濃赤から出す。 新たな濃赤7個通したら、
1で最初に通した濃赤にワイヤーをもう一度通して、「わ」を作る。
5:ワイヤーを
1で通した赤をすくうようにもう一度通し、出す。
6:新たな赤11個通し、
3でピコットにした赤をくぐる。 さらに赤11個通して、
5ですくった赤にもう一度ワイヤーを通し、「わ」を作る。
これで花びら一枚が出来上がる。 ワイヤーは残しておいた7cmとそろえておく。 同じものを5枚作る。
隙間ができないよう、一つの行程ごとにワイヤーをていねいに引き締め、形を整えながら作るのがコツです。 ワイヤーは曲げすぎたり、強く引っ張りすぎたりすると切れてしまうことがあります。引き締める時は「ねじれ」に気を付けながら、ゆっくりと行って下さいね。
シードビーズとワイヤーのローズリング レシピ
7:一番内側の花びらを作る。 新しいワイヤー40cmの端を7cmほど残し、丸小ビーズ濃赤11個通す。
8:最初に通した濃赤1個にワイヤーをもう一度通し、「わ」を作る。
9:5mmほど間隔を開け、赤1個、濃赤6個通す。 1個目の濃赤にワイヤーをもう一度通し、「わ」を作る。
10:9で通した赤をすくうようにワイヤーを通し、新たな赤11個を通して、さきほどすくった赤にもう一度ワイヤーを通し、出す。
11:同じ要領で、あと2枚の花びらを作る。 花びらの間はそれぞれ5mm開ける。
12:7で作った「わ」をねじり、3枚の花びらで包むように、左図のようにまとめる。 ワイヤーは軽くねじって束ねておく。
花びらの間隔がなるべく均等に開くよう心がけて下さい。正確に5mmでなくても、間隔幅が均等であれば、仕上がりに大きな影響は出ません(ただし5mm以下で)。
シードビーズとワイヤーのローズリング レシピ
13:外側と内側の間に来る花びらを作る。 ワイヤー60cmの端を7cmほど残し、赤1個、濃赤4個通す。 4個目の濃赤で折り返し、3個目と2個目の濃赤をもう一度通る。
14:ワイヤーを
13で最初に通した濃赤をすくうように通し、新たな濃赤5個、赤1個通す。
15:ワイヤーを
14で最後に通した濃赤に左図のように通し、赤のビーズでピコットを作る。
16:新たな濃赤4個通し、
13で最初に通した濃赤にワイヤーを通す。 つづけて、
13で通した赤をすくうようにワイヤーを通し、出す。
17:ワイヤーに赤9個通し、
14で作ったピコットの赤をくぐる。 新たな赤9個通し、
16ですくった赤にテグスを通し、出す。
18:5mmほど開け、
13と同様にビーズを通す。
19:14~
17を繰り返し、花びらを編む。
花びらを続けて編むので、途中でワイヤーが切れないように、慎重に編み進んでくださいね。
シードビーズとワイヤーのローズリング レシピ
20:同様に、5mm間隔をあけながら、花びらを全部で5枚編む。
21:余ったワイヤーを花びらの間に巻きつけ、最初に残しておいた7cmのワイヤーと軽くねじって、まとめる。
5枚の花びらを編み、ワイヤーをまとめたところ。
21:リーフパーツにワイヤー30cmを巻きつけ、シャワー台にくくりつける。 ※花の斜め右下に来る位置につける。 ※多少ゆれたり、動いてしまっても、外れなければOK。
22:フリンジをつけるためのTピンをつける。 Tピンに丸小ビーズ1個通し、シャワー台の裏から通す。 先端を7mmほど残してカットし、根元で90度折って、先端をペンチで丸める。
ピンの付け方(「パーツつなぎのロングネックレス」より)
23:シャワー台に
1~
6で作った花びらを一枚ずつくくりつける。シャワー台との間に隙間ができないように、しっかり固定させる。 ※位置は、シャワー台の中央の穴の一回り外側が目安。
5枚すべてくくりつけたところ。
ここまで来たら出来たも同然!
シードビーズとワイヤーのローズリング レシピ
24:7~
12で作った花びらと、
13~
21で作った花びらを重ねて、シャワー台の中央の穴に通す。
25:シャワー台と花びらの間に隙間ができないように、ワイヤーをシャワー台の裏からひっぱる。 ※強くひっぱりすぎると切れることがあるので注意!
26:すべてのワイヤーをねじって一つにまとめ、2~3cmくらいの長さに切る。
27:ワイヤーをペンチなどで小さく丸める。 ※シャワー台の裏側に収まるように。 シャワー台をリング台にはめ込み、リング台の爪を折って固定する。
28:チェコビーズとヴェネチアンビーズにTピン、9ピンをそれぞれつけてつなぎ、
23でつけたTピンに丸カンでつける。 ※図の右側のフリンジには丸カンを2つつける。
丸カンを付ける方法
完成!全体の形を整え、完成。
アレンジこちらは紫のシードビーズで作りました。
リーフパーツをシャワー台にはつけず、フリンジの先端に。ビーズはチェコラウンドの4mmと5mmを使いました。
シャワー台付きの金具には、ブローチやペンダント用のものもあります。リングのほかにも、色々なアレンジが楽しめますよ。 ワイヤーはテグスと違い、ほどいたり、編みなおしたりすることができません。とにかく一つ一つの工程をていねいにこなすのが、きれいに仕上げるコツです。 ワイヤーに慣れていない方は、少し時間がかかってしまうかもしれません。 疲れたら休憩をとるなどして、ゆっくりと編み進めてくださいね。 あなたの好きな色で、ステキなバラを咲かせてください!