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『トロイ』来日会見とミニ特集(6ページ目)

5月22日(土)~公開。ウォルフガング・ぺ-ターゼン監督の元に豪華キャスト&スタッフが集結した超大作、日本公開迫る。監督、ブラッド・ピット、エリック・バナらの来日会見レポ・トロイ遺跡もご紹介。

執筆者:南 樹里

『トロイ』来日会見

★☆ 『トロイ』 来日記者会見 ☆★
トロイ

「男性のスカート・ブーム?」などとニュースされていた、『トロイ』の戦士の衣装、エリック・バナ曰く、その着心地は「very comfortable!(着心地いい)」なのだそう。「人というものは慣れるもので・・・最初は、ブラッド・ピット、オーランド・ブルームと3人でお互いに、おいおいッ!て感じだったんだけど、女性陣が「かっこいい」と褒めてくれるので」とご満悦!?。「『トロイ』の撮影に1年半かかりました。一生に一度しかないかも。それに一生に一度の役だと思う」と、非常に感慨深げ。

ブラッド・ピット演じるアキレスとのラブシーンを演じたローズ・バーンは、そもそもヘレン役のオーディションを受けていたという。同じオーストラリア、シドニー在住のエリック・バナとあるパーティで出会って「よろしく」って言った事をウォルフガング・ペーターゼン監督に伝えて・・・、ウォルフガング・ペーターゼン監督&プロデューサーと話すうちに ブレセウス役を勧められた」とか。それに「ブラッド・ピットも私でOKと言ってくれて…」と嬉しさを抑えつつ話す。それだから俳優らしく「役のオファーを受けたのではなく、オーディションで得た役です」と語り、「オーストラリアの女優がこのような機会に恵まれたことは、光栄で名誉だと思っています」。

トロイ
ローズ・バーン
トロイ
ローズ・バーン
トロイ
ローズ・バーン

今回の登壇者で逆撮影したのは、ローズ・バーンだけ。それも使い捨てカメラ。まず自分で会見場全体をパチッ、その後、隣に座った脚本家のデイビッド・ベニオフに「私を撮って」と依頼。(「よろしければ撮影します」と言いたかった。)肩をすくめてイスに腰掛ける姿が、劇中の威厳ある姿とギャップがあって可愛い。

「撮影では、色々なことを学びました。ウォルフガング・ペーターゼン監督から役作りとして・・・ブレセウスは、囚人だけど王族の出身だから威厳をもって。アキレスを怖れずにシッカリ自分の考えを述べるような強い女性だ」と言われたそうだ。ただ「感情的に演じてしまって・・・もうちょっと抑えなさいと監督に注意される事もありました。」とブレセウスの感情表現の難しさを語った。

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デイビッド・ベニオフ
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デイビッド・ベニオフ
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デイビッド・ベニオフ

「25時」の原作者であり映画『25時』の脚本を認められ、一躍、有名になり、この『トロイ』の脚本を任されたハリウッド映画界の寵児、デイビッド・ベニオフ。イケ面作家とのウワサどおり、エリック・バナにも、ちょっぴり似た外見。

「思い返すと3年前にワーナー・ブラザースが「『トロイ』の脚本を書いていいよ」といわれたときから夢中で執筆しました」と当時を振り返る。監督がウォルフガング・ペーターゼンと決まった時に、「最高の戦争映画、『U・ボート』の監督が撮影するのだから今世紀最高の作品になるに違いないと思って興奮した」という。どんどんキャスティングが決まって・・・「えっ?ブラッド・ピット、エッ?エリック・バナが演じるの」といった、プロセスも「最高の気分だった」という。「脚本に"ここで闘う"と書くだけなので、考えてみれば楽な役回りだったかもれません。」とマルタ島での撮影の過酷さを思ってか、『トロイ』の出演者たちを前にして「もし誰かを演じるのなら?」という質問の答えには慎重だ。


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