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『トロイ』来日会見とミニ特集(7ページ目)

5月22日(土)~公開。ウォルフガング・ぺ-ターゼン監督の元に豪華キャスト&スタッフが集結した超大作、日本公開迫る。監督、ブラッド・ピット、エリック・バナらの来日会見レポ・トロイ遺跡もご紹介。

執筆者:南 樹里

『トロイ』ブラッド・ピット単独記者会見

★☆『トロイ』 ブラッド・ピット来日単独記者会見 ☆★

「強いのは映画の中だけです・・・」と単独会見スタート。「アキレスを演じている時に、アキレス腱を切りました。」との言葉にビックリ。激しい戦闘シーンのスタント・コーディネーターは『プライベート・ライアン』なども手がけたサイモン・クレイン。彼は無駄な動きがないように、緻密に計算した動きを用意した。また日本にもチャンバラがありますが・・・「黒澤明監督の映画は観てます。トム・クルーズの『ラスト サムライ』とオーバーラップしないように気をつけたということはあります。」とサムライVS戦士を意識している様子も伺える。そこでギリシャでのオープニング成績が『ラストサムライ』を抜いたと聞くと「ok,ok」と言葉短めに…。

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ダイアナ・ラスバン
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ダイアナ・ラスバン
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ブラッド・ピット

出演作品の選択基準を聞かれると「普遍性のあるアイコン的な役を演じたいと思いますし、その反対を演じたいと思う事もある」んだそう。この『トロイ』に対しては「復讐劇を超えるシーンで敬意を表しあっている。敵であり、双方とも愛するものを亡くしてゆく・・・。この企画を引き受けたポイントのひとつです。」演じたアキレスには「人間の幅をもった人物。名を残すことに執着している、何を目的として生きているか」という部分に惹かれたという。今は、『アダプテーション』のチャーリー・カウフマンや『Eternal Sunshine Of The Spotless Mind(原題)』のウェス・アンダーソンを作家として注目しているのだそう。

このところ『オーシャンズ12』の撮影や『トロイ』のPRで忙しいという話を聞き、疲れを癒す方法を聞いてみた。「俳優は映画の撮影をゴールだと思ってそこにすすんでいくので、ゴールにたどりついてから振り返って「大変だったな」と思う」ものだそう。秋になったらヨーロッパでのんびりする予定でいる」という。

それから「俳優として自分を突き動かすものは何ですか?」の問いには、「人生で幸せな時は、なにかを作っているとき」。また有名な建築家、フランク・ゲリーの言葉、「行き先が分かっている道は、行っても面白くない」、つまり「何かを発見して冒険しなければ意味がない」と考えているのだそう。いかにもブラッド・ピットらしいですね。ウォルフガング・ペーターゼン監督が語った「挑戦を怖がらない」というのは、この考えからなんですね。

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ダイアン・クルーガー
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