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オーシャン・オブ・ファイヤー来日会見(2ページ目)

4/17(土)公開。19世紀末期のアラビア砂漠。千年の歴史を誇るサバイバルレース"オーシャン・オブ・ファイヤー"。ヴィゴ・モーテンセンが初主演作で4度目の来日

執筆者:南 樹里

『オーシャン・オブ・ファイヤー』来日会見オーシャン・オブ・ファイヤー2004年4月17日(土)~全国ロードショー
東京にまた戻れて嬉しいです。1月に『ロード・オブ・ザ・リング』で来日したのですがここ数ヶ月はあっという間に過ぎてしまって前回の来日がついこの間のように思えます。本当はヒダルゴを演じた馬のT.J.や他のキャストたちと一緒に来たかったのですが残念ながら今回は私だけです。
オーシャン・オブ・ファイヤー

今回の撮影で最も大変だった点は?との質問に「"大変さ"というのは相対的なもので、美しい景色に常に囲まれていて、またとても素晴らしいストーリーを演じているのだという意識が常にありましたので、どんなに困難な時でも癒されました。レーススタートのシーンは、かなりの危険が伴いましてケガをされた方もいましたが幸い回復しています。」 確かにレースのスタートは、迫力あるシーンで見どころの一つでもある。

オーシャン・オブ・ファイヤー

そして撮影に使われた「馬のT.Jとのコミュニケーション?」を尋ねられると…ちょっと笑ってから「人であろうと馬であろうと優れた俳優には、共通のルールがあります。楽しい時を過ごしたいのであれば、"要求"するのではなく"お願い"をするのです。自分が敬意を示すことで相手はスタンスを持つことができる。そうすると相手も経験だとか意見というのを表してくれます。」このT.Jという馬は撮影後ヴィゴが引き取っていることからも、いかに素晴らしい関係だったのかが伺えるのでした。また、T.J.の演技について「本物の馬がいかに興味深い演技をしてくれるかによって映画の出来も変わってくると思うのですが、今回のT.J.は我々の予想を超える素晴らしい演技をしてくれました。」と語られました。

なんだかお肌もつやつやして若返った感のヴィゴ。その秘訣は、もしかしたらコレかも。
オーシャン・オブ・ファイヤーオーシャン・オブ・ファイヤー

【若さの秘訣 Part.1】何やら飲み物を手にして登場し自らテーブルに。その中身は「マテ茶」でした。馬のマークのついた「マテ」という容器。先端にフィルターのついた金属製のストローは「ボンビージャ」。楽しそうに「マテにマテを入れてボンビージャで飲むんだよ」とギャグ!?を…南米での本来の飲み方でマテ茶を飲むところ、こだわり感が出ててますね。

■All About Japan 中国茶ガイドの平田氏の記事によれば、マテ茶は今年のお茶のトレンドだとか。⇒今年のお茶のトレンドを探る Foodex2004マテ茶協会もある⇒日本マテ茶協会

【若さの秘訣 Part.2】もうひとつ若々しさの秘訣は、向上心・好奇心ではないでしょうか?というのも「私は俳優として特に目指しているゴールはありません。むしろ人間として、永遠に学び続けたいと思っています。正直言って、疲れている時などは、なかなか心がオープンにならなくて、難しいことは、いいやと思いがちなんですが、この世の中には"もうこれ以上学ぶことはない"ということはなく、常に新しい発見があると思うので、そういう気持ちを持ち続けたいです。」というのが、今後の目標を尋ねられた時のヴィゴ・モーテンセンのこたえだからです。

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