DTM機材、電子楽器として注目されるiPad

iPad
DTMアプリが続々と登場するiPad
4月1日にアメリカで発売されたAppleのiPad。国内での発売は1ヶ月延期され、5月末となるようですが、みなさんはiPadにどんなイメージをお持ちでしょうか?
AmazonのKinddleと並ぶ電子書籍のビューワーというイメージの人、iPhoneやiPod touchを大きくしたデバイスというイメージの人などいろいろでしょう。確かにiPadを用いた電子書籍は、今後いろいろと出てきそうですが、日本ですぐに根付くかというと、まだしばらく時間がかかりそうな気もします。

それに対し、いま脚光を浴び始めているのがDTM機材、電子楽器としてのiPadです。ご存知のとおり、iPhoneやiPod touch用のレコーディングソフトやソフトシンセなどは数多く登場しています。そして、これらのアプリもそのままiPadで動作するのですが、iPad専用のアプリも続々と登場してきているのです。

高速処理CPUと大きな画面で可能性が広がった


iPadがDTMのプラットフォームとして注目が集まるようになった背景には、やはりハードウェアとしての性能が挙げられると思います。

一番比較しやすいのがiPhoneやiPod touchですが、これらと比較して圧倒的に高速なCPUが搭載され、ソフトシンセなどを動作させたり、エフェクトを動作させることが楽になっています。また、画面が大きくなったため、マルチトラックの表示をさせたり、シンセサイザの各種パラメータを数多く表示させられるのもポイントです。

またこの画面はマルチタッチデバイスとなっており、同時に11点まで感知できることから複数のフェーダーを同時に動かしたり、画面上の鍵盤を弾きながら、シンセのフィルター操作をするといったこともできるわけです。

もっともWindowsやMacなどのPCと比較すると、CPUパワーが少ないという面もありますが、現状のiPhone OSにおいてはシングルタスクであることもあって、そこそこのパワーが引き出せているようなのです。