2種類のチューナー機能も搭載
ギターなどのチューニングが可能なクロマチック・チューナー機能 |
このチューナーにはギターなどのチューニングを行うためのチューナー(クロマチック・チューナー)と、ボーカルや楽器の練習用に最適なグラフィック・チューナーの2種類があります。
まず、クロマチック・チューナーはマイクから拾った音をとらえて、音階表示するとともに、メーター表示されるようになっています。基準周波数はデフォルトで440Hzとなっていますが、435~445Hzの範囲で基準ピッチを変更できるようになっています。なお、エレキギターのチューニングを行う場合は、LINE IN端子を使うのがいいでしょう。まあ、本来であればインピーダンスマッチングを図る必要があるのですが、チューニングの用途に限定すれば問題ないと思います。
ピッチの安定さを調べることができるグラフィック・チューナー機能 |
メニュー画面からGraphic Tunerを選び、RECボタンを押してスタートさせると、R-09HRが音程を分析し、時系列にしたがて、左から右へと音程をグラフ表示していきます。ボーカルや楽器の練習をする際に、グラフが上下に揺れないようにすればいいわけです。
以上が、R-09HRに搭載された新機能です。もちろん、従来のリニアPCMレコーダーとしての機能はそのままに、これだけの機能が追加できるので、使わない手はありません。まだファームウェアのアップデートをしていない方は、ぜひすぐに試してみてはいかがでしょうか?
【関連サイト】
R-09HR システム・プログラム (Ver.2.00)