新世代のラジカセ!?BB-1000CD登場
まさに現代版ラジカセといえるリニアPCMレコーダー、TASCAMのBB-1000CD |
今回紹介するTASCAMのBB-1000CDは、実売価格60,000円程度とちょっと高めな設定ではありますが、SDとCDのメディアをうまく利用した機材です。とりあえず、手元のCDを再生してみると、高価なだけに音質はなかなかなもの。5W+5Wのデジタルパワーアンプを内蔵しており、大きさの割に結構な迫力もあります。
SDとCDに対応した録音と再生をサポート
CDおよびSD/SDHCの再生および録音ができる |
前述のとおり、CDの再生ができるのはもちろんですが、CD-Rを入れれば、これに直接レコーディングできてしまうというのもポイント。一方、これは立派なリニアPCMレコーダーでもあり、リニアPCMレコーダーとして定番であるSD/SDHCを使っての録音、再生も可能となっています。
ただし、サポートしているフォーマットはCDと同じ16bit/44.1kHzであり、TASCAMのDR-100やDR-07のように24bit/96kHzや24bit/48kHzなどはサポートしていません。またリニアPCMであるWAVファイルだけでなくMP3(64kbps、128kbps、192kbps)もサポートしているため、より気軽に録音、再生できるというのもラジカセ風なところです。