VSTiではなくVSTとして登場したVocovee
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VocoveeはVSTiではなくVSTとしてリリースされている |
そのボコーダーをプラグインとして実現させたのがg200kgさんが開発したVocoveeというソフトです。このVocoveeは2008年9月29日にリリースされたのですが、その前身であるVocovというものが2007年2月1日に初期バージョンがリリースされています。
実はVocovがVSTiのソフトシンセという扱いであるのに対し、VocoveeはVSTのエフェクトという扱いになっています。なんで、ボコーダーなのにエフェクトなの? と疑問に感じる方もいると思いますが、実際ボコーダーはフィルター的なものであるため、エフェクトとしてリリースされているものが多いようです。また、ソフトシンセであるVocovはSONARでは不安定であったほか、レイテンシーが大きく、リアルタイムでの演奏には向かないということで、新たにVocoveeを開発したとのことです。
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Vocoveeの前身であるVSTiとしてのボコーダー、Vocov |
エフェクトのプラグインであるとはいえ、Vocoveeがシンセサイザであることは紛れもない事実。実際、Vocoveeには3つのVCOと2つのLFOが搭載されているとともに、VCF、簡易的なエンベロープジェネレータも搭載されており、アナログシンセとして使用することも可能となっているのです。