DTM・デジタルレコーディング/DAWソフト活用ノウハウ

国産のフリーウェア・ボコーダー、Vocovee

数多くあるプラグインのソフトシンセやエフェクト。でも日本人が作ったものはというと、数えるほどしかないのが実情です。そんな中登場した、国産のフリーウェアのボコーダー、Vocoveeについて紹介しましょう。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

数多くあるプラグインの中でまだ少ない国産モノ

Synth1
国産ソフトシンセとして著名なSynth1
フリーウェアのソフトシンセやエフェクトを愛用している、という人は少なくないと思います。VST、AU、DirectX、RTASなど数多くのプラグイン規格に対応したソフトシンセやエフェクトがあり、その数はもはや数え切れないほどのものになっています。

もちろんフリーウェアであるだけに、出来はそれぞれ。下手な市販ソフトよりもはるかに高性能・高機能なソフトから、いかにも素人が作ったガラクタソフトというものまでさまざまです。ただ、そうした中で、日本人が作ったソフトは? というと残念ながら、数える程度しかないのが実情です。


Vocovee
g200kgさんが開発した国産のWindows版VST対応ボコーダー、Vocovee
その少ない国産ソフトの中でも優秀なソフトで、多くの人に評価されているのが、アナログシンセをエミュレーションするSynth1です。VSTiおよびDXiに対応するSynth1は、以前記事でも取り上げていますが、国内外で多くのユーザーが使っているようです。
そんな中、2008年9月末に国産のフリーウェアのボコーダー、Vocoveeがリリースされていたのをご存知でしょうか? Windows専用のプラグイン・ソフトとなっていますが、なかなか強力なソフトなので、使い方を含めて、紹介してみたいと思います。
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