MIDIデータの入力に鼻歌が利用できるのをご存知ですか?でも本当に鼻歌なんかでまともなデータ入力が可能なのでしょうか……。Singer Song Writerを使って実際に使えるものなのか試してみました。

いろいろある鼻歌入力ソフト


鼻歌でMIDIの入力ができる、というと「えっ?本当?」なんていう人もいると思います。確かにそんなもので入力できるとはにわかには信じられません。単純に考えたって、そんな認識が可能なのか、仮に音程が認識できても音長はどう判断するのか、和音はどうなのか、雑音は聞き分けられるのか、CDをそのまま読み込ませることはできるの……、といろいろな疑問がわいてきます。ただ、実際探してみると、市販ソフト、オンラインソフトを含め、いろいろなソフトがあるようです。具体的にあげてみると、以下のようなものがあります。
   Singer Song Writer(インターネット)
   SOL(ヤマハ)
   鼻歌ミュージシャン(メディア・ナビゲーション)
   ソング頼太(Dyna System)
   採譜の達人
まあ、これだけあるということは、それなりに何かはできそうです。ただ、ちょっと気になるのはすべて日本のソフトであるということ。海外には鼻歌で入力しようという発想がないんですかねぇ?

Singer Song Writerでチャレンジ


Singer Song Writer
Singer Song Writer 8.0を使って鼻歌入力にチャレンジ
いろいろあるので、何を使ってもいいのですが、ちょうど手元にあったSinger Song Writer 8.0 for Windowsを使って試してみることにしました。環境としては、マシンはWindowsXPの入ったPentium4-2.4GHz、メモリ768MB。またオーディオインターフェイスにはUSB接続のEDIROL UA-25、そこに1,000円程度で売っているダイナミックマイクを接続したものをつないでいます。MIDI音源はSinger Song Writer添付のソフトシンセ、VSCを使っています。


さて、このSinger Song Writer、最近のDAWソフトと違い、起動した際、最初に登場してくるのはMIDIミキサーと、プレイパネル。オーディオ機能も備えたソフトではあるものの、やはりMIDIが基本となっているソフトです。オーディオインターフェイスの設定を行い、VSTインストゥルメントにVSCを組み込んだ後、トラック1の出力先をVSCにしておきます。これで準備は基本的な完了。あとはMIDIのレコーディングを行っていけばいい状態です。