よりカラフルに、扱いやすくなった
見た目にもかなりカラフルな感じになったPro Tools 8 |
また使い勝手という面でも、かなり強化されています。たとえば1つのオーディオトラック上に複数のテイクをループ・レコーディングすることができ、その中からベストテイクを選ぶことがスムーズにできるようになっています。プレイリスト表示でテイクをオーディションした後、オルタネート、プレイリストから最高のパートを選択し、それをメイン・プレイリストへ1クリックでコピーすることが可能です。まあリージョンを5段階でランク付けすることができるので、あとで、お気に入りのテイクを見つけやすくなります。
MIDI機能もより強化された
MIDI機能も大幅に強化。スコア表記機能なども用意されている |
まず大きいのは独立したMIDIエディター・ウィンドウが搭載されたこと。これは、インストゥルメント、MIDI、AUX入力トラック用にMIDIとオートメーションデータを表示できるようになっています。フロート表示させるか、ドックにいれるかを選択することも可能となっており、1つの画面に複数のトラックのMIDI情報を色分けして表示させることも可能になっています。さらにベロシティによるMIDIノートの色分けといった機能も追加されました。
さらにMIDIノートの分割や統合、ミュート、パートのスクラブ&シャトル、スーパーインポーズしたMIDIおよびインストゥルメント・トラックの表示によるアレンジメントの簡易的編集、タブによるMIDIノートの再生など、さまざまな機能が追加されています。