DTM・デジタルレコーディング/DAWソフト活用ノウハウ

Pro Tools 8まもなく登場

まもなくPro Tools LE/M-Poweredがバージョンアップし、8となります。より使い勝手をよくするとともにソフトシンセやエフェクトを数多くバンドルする新バージョンについて紹介しましょう。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

MBOX2で大人気のPro Tools LE

Pro Tools 8
2in/2outのUSBオーディオインターフェイスとPro Tools LEを組み合わせたMBOX2 mini
初心者ユーザーからプロユーザーまで多くのユーザーが利用するDTMセット商品であるDigidesignのMBOX2シリーズ。これは、オーディオインターフェイスとPro Tools LEをセットにしたものです。

現在、このMBOX2シリーズのラインナップは一番下のMBOX2 MICROから最上位のMBOX2 PROまで5種類。オープン価格ではありますが、実売価格を見ると再生専用のMBOX2 MICROで30,000円前後、その上の2IN/2OUTの入出力を持つMBOX2 MINIで40,000円前後と、手ごろな価格であるのが人気の大きな理由になっています。

また、ここに搭載されているPro Tools LEはプロのレコーディング現場で標準となっているPro Tools Softwareの機能制限版。といっても、主な違いはプロ用のシステムで使われているハードウェアを利用したプラグイン、TDMに対応していないことであり、オーディオやMIDIのレコーディング、編集機能においてはほぼ同等です。そのため、プロミュージシャンが自宅でMBOX2を用いて楽曲のプリプロを行い、そのデータをスタジオに持ち込んで本番レコーディングをといった利用のされかたもしているようです。

一方、Pro Tools LEとほぼ同機能、同性能のソフトでありながら、MBOXなどDigidesign製品で使うのではなく、M-Audioのオーディオインターフェイスを用いて使うのがPro Tools M-Poweredです。価格的にはMBOXよりも高価になってしまいますが、汎用的なM-Audioのオーディオインターフェイスを利用するためPro Toolsだけでなく、ほかのDAWなどと併用できるというメリットもあります。


新バージョン、Pro Tools 8が12月登場

Pro Tools 8
SONARやCubaseなどと真っ向勝負となりそうなPro Tools 8
そのPro Tools LEおよびPro Tools M-Poweredは現在7.4というバージョンになっていますが、まもなくメジャーバージョンアップされてPro Tools 8となります。

SONARやCubase、Logic、Digital Performerなど多くのDAWがMIDIシーケンサから発展してきたソフトであるのに対し、Pro Toolsはオーディオのレコーダーとしてスタートし、MIDI機能を追加し、強化を図ってきたという異なる背景を持っています。それだけに、MIDI機能などはほかのDAWと比較して弱いと見られがちだったPro Toolsも今回、その辺を大幅に強化してきました。

明らかにSONARやCubaseなどを意識した機能強化が図られており、これからシェア争いは激しくなっていきそうな気配です。

ちなみに動作プラットフォームは従来のPro Tools 7と同様Windows XP/VistaおよびMac OS Xの両方に対応するハイブリッドであり、プラグインはRTASに対応しています。
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます