100mmモーターフェーダーを搭載したV-STUDIO CONSOLE
タッチセンス付き100mmモーターフェーダーを9本搭載する、VS-700C V-STUDIO CONSOLE |
8つのロータリーエンコーダーとLCDディスプレイを搭載したチャンネル・ストリップ・コントローラを装備し、EQやACTによる各種プラグインのコントロールが可能などSONARと完全に一体化して操作をすることができるのが、かなり快適です。
録音、再生、停止、早送り、巻き戻しボタンはもちろん、ジョグ/シャトル・ホイールを搭載したトランスポート・コントロールや、サラウンド制御用のジョイスティックも搭載しています。
またユニークなのがビデオ用のコントローラでよく見かけるTバーが搭載されていること。これも、ボタンによってX-RAY機能、ACT、サラウンドのFRバランス調整などに割り当てることができ、かなり便利に使えます。
19in/24outのUSBオーディオインターフェイス、V-STUDIO I/O
19in/24outのUSBオーディオインターフェイスVS-700R V-STUDIO I/O |
RolandではこれまでもUA-101やUA-1000など、USB 2.0を用いた高性能なオーディオインターフェイスを出してきましたが、V-STUDIO I/Oはこれらを大きく上回るハイスペックなものとなっています。USBケーブル1本で19in/24outの入出力ができ、2台に拡張すれば最大38in/48outまで可能という機材です。
もちろん最大24ビット/192kHzのオーディオ・フォーマットに対応し、8系統のファンタム電源対応XLR端子のアナログ入出力のほか、ADATインターフェースやAES/EBUなどのデジタル端子も豊富に装備しています。
さらにRolandの業務用ミキサー「V-Mixer M-400」に搭載されているのと同じマイク・プリアンプを搭載するとともに、8系統のアナログ入力部にはデジタル・コンプレッサーを搭載するなど、非常に強力。
大きさ的には433.9(幅)×348.4(奥行き)×87.3(高さ)mmで5.4kgとなっています。