DTM・デジタルレコーディング/DAWソフト活用ノウハウ

Cakewalkの新DAW、SONAR8登場(4ページ目)

毎年末にバージョンアップを繰り返しているDAW、CakewalkのSONAR。今年も例年通りバージョンアップされ、まもなくSONAR8が登場します。SONAR7から何がどう変わったのかを紹介しましょう。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

1月登場予定のハードウェアが目玉だ

SONAR8
SONAR V-STUDIO I/O VS-700R
ここまで、SONAR8で新しくなった機能の概要を紹介してきました。

しかし、SONAR8においての最大のトピックスといえるのは、ソフトウェア自体ではないんです。そう、SONAR8に対応したハードウェアが初めて登場するのです。

といってもSONAR8は従来のSONARと同様、ソフトウェアのみで動作するし、オープンな環境なので、どこのメーカーのオーディオインターフェイス、MIDIキーボードなどと組み合わせてもOKという点では変わっていません。

しかし、よりSONARを積極的に活用できるようにしたCakewalkブランドのハードウェア・システム
   SONAR V-STUDIO 700
というものが登場するのです。


SONAR8
SONAR V-STUDIO CONSOLE VS-700C
詳細については、また後日紹介していきますが、これは19IN/24OUTというスペックのオーディオインターフェイス「SONAR V-STUDIO I/O VS-700R」、VS-700Rの中に内蔵されるRolandのシンセサイザ「Fantom VS」、100mmのモーターフェーダー9本を備えたコントロール・サーフェイス「SONAR V-STUDIO CONSOLE VS-700C」をセットにして、、SONAR8 PRODUCERをバンドルしたというセット製品です。

1月発売予定ということで、価格はまだ未定ですが40万円台になるとのこと。そのため、簡単に手が出せるものではありませんが、SONARの新しい世界が誕生することは間違いありません。

主には仕事として使う人、つまりミュージシャンやクリエーター、スタジオなどがその対象になるようですが、どんな世界ができあがるのか楽しみなところです。
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