驚くべきものしか開発しない
Propellerheadの社長兼CEOであるErnst Nathorist-Boos氏 |
Ernst:ありがとうございます。Reason4は今年の1月のNAMMで発表しましたが、世界中から大きな反響をいただきました。ヨーロッパ、US、日本などいろいろな地域の方々に使っていただいており、従来から日本語化はしたかったものの、会社が小さいこともあって、なかなかできず、今回ようやく実現することができました。
--日本人にはうれしい限りですが、よく見ると、スウェーデン語には対応していないんですね!
Ernst:スウェーデンは人口900万人という小さな国です。また全員が英語も話せるため、スウェーデン語化よりも日本語化のほうが重要と判断したんですよ(笑)。
10月10日にリリースされ、日本語化にも対応したReason4 |
Ernst:当社では「Making Musical Dreams Real」(音楽の夢を現実に)、「Stunning Products」(驚くべきものでなければ開発しない)、「Revolutionary Technology that Works」(革新的テクノロジーできちんと動くもの)ということをキーワードにして開発しています。Reasonのコンセプト自体は、ReBirthを作った当時からあったのですが、当時はマシンパワーの問題やわれわれの開発力の問題もあって実現しませんでした。しかし、2000年ごろにメドがたち、作り上げたわけです。
Timothy:あのケーブルがブラブラと動くのも、開発コアメンバーのアイディアでしたが、当時は社内でもクレイジーっていわれていましたよ。でも、それを実現してしまったんですね。