50系統のコントローラを搭載し、フェーダーはストロークの長いものに


PCR-300
バンドルされているエディタソフトを使うことで50ある操作子を自由にアサインできる
ツマミ、フェーダー、ボタン……と計50個もの操作子が用意され、その50個の操作しすべて、自由にアサインできるようになっているのが、新PCRシリーズの大きな特徴です。本体での設定もできますが、付属のエディターを使えば、よりわかりやすく簡単にアサイン可能です。

そうした操作子の中で、実際触ってみて、“おっ”と感じるのがフェーダー。旧PCRシリーズと比較してストロークが45mmと1.5倍の長さになり、かなり本格的に使える雰囲気になっていることです。さすがにモータードライブフェーダーではないのですが、これなら操作した際の満足度も高そうです。

さらに従来の8つが9つになったのも大きなポイント。9つ目をマスターフェーダーとして利用できるため、使い勝手が大きく向上するのです。これは左側に並ぶツマミにおいても同様です。


アフタータッチに対応した高性能鍵盤を採用


PCR-300
USB端子やMIDI端子などはすべて側面にあるため、奥行きをとらずに設置できるのは大きなポイント
見た目ではわからないものの、機能面において大きな進化がアフタータッチに対応したことです。アフタータッチとは、鍵盤をたたく強さで表現するベロシティーとは異なり、弾いて音を出した鍵盤をさらに強く押すことをセンシングし、MIDI情報として送る機能です。

したがって、このアフタータッチに対応した音源であれば、新PCRの鍵盤を深く押すことにで音色変化をさせたり、ビブラート表現をつけることが可能になるのです。

Rolandによれば、「スムーズなキー・アクションや安定性の高いキー・マウント、グリッサンド時にも心地よいキー形状、自然なベロシティー・タッチを実現」しているとのことですが、確かにPCR-30とPCR-300を引き比べると、キータッチが明らかに違い、高級っぽくなっていることが感じられます。