DTM・デジタルレコーディング/DAWソフト活用ノウハウ

フリーのMIDIシーケンサ、Dominoを楽しもう(3ページ目)

フリーのMIDIシーケンサー、Dominoの使い方をご紹介。しばらくDTMをしていない方も、MIDI音源モジュールを引っ張りだして、フリーウェアのMIDIシーケンサーで久しぶりに音を出してみませんか?

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

ピアノロールと数値エディタでエディットする


もう少しDominoの編集機能を具体的に見てみましょう。

Domino
ベロシティやコントロールチェンジなどをグラフィカルに表示できるイベントグラフペインを2つ表示できる
先ほども見たとおり、Dominoは左に数値エディタ、右にピアノロールという構成になっています。ピアノロールは縦が音階、横が時間軸を表しているので、オルゴールのような感覚でデータ入力をしたり、エディットすることが可能です。

また必要あれば、画面右下には、2種類のコントロールチェンジ等のグラフ表示をさせることもできます。ここでは、ベロシティピッチベンドやモジュレーション、また全体のボリュームなど、必要に応じたイベントをグラフ表示させることができ、これをマウスを使って自由に描くこともできるようになっています。


Domino
ドラムトラックにおいてはピアノロールはドラムエディタに変身する
またピアノロール画面は、ドラムトラックにおいては、ドラムエディタへと変身してくれます。このドラムエディタなら、簡単にリズムの入力ができるでしょう。

このようにピアノロール画面で入力した情報は、そのまま左側の数値エディッタ側にも反映されますから、細かく修正していくこともできるわけです。
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