DTM・デジタルレコーディング/レコーディング・制作ノウハウ

エレクトリックドラムでリズム入力をしよう(4ページ目)

ドラム入力に、エレドラを使ってみてはいかがですか?打ち込みのリズムとは明らかに異なる、人間味のあるリズムを作り出すことができます。今回は私が先日購入したRolandのV-Drumを例に紹介しましょう。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

V-DrumとSONARをMIDIで連携


V-Drum TD-3KW-Sの音源モジュール、TD-3
今回、試しにPC上でSONAR6 Producer Editionを起動するとともに、ドラム音源モジュールとしてSession Drummer 2を立ち上げて、V-DrumとMIDI接続してみました。

TD-3 V-Drum
TD-3のMIDI OUTをPCのMIDI INと接続する
ここでは、単にMIDIケーブルで接続しただけで、何の設定もしていなかったのですが、もうこれだけですぐにSession Drummer 2が鳴ってくれました。V-Drumの音源モジュールの音とはまったく異なるサウンドで鳴らすことができ、そのレスポンスも完璧。レイテンシーをまったく感じずに、叩くことができました。

そこで、MIDIキーボードのリアルタイムレコーディングと同様に、SONAR側でクリックを鳴らして、いざレコーディング。ヘッドホンは、オーディオで鳴らしたクリックとSesson Drummer 2の出力をミックスさせたのですが、クリックをやや大きめに設定。まさにメトロノームを聴きながらの練習といった感じでしたが、いい感じにレコーディングすることができました。


Session Drummer 2
V-DrumのトリガーでSession Drummer 2を鳴らした
その後、聞き返えしてみると、ところどころ、もたった感じや走っている感じがあるのは愛嬌といったところ。さすがに、これはというところは手動で直したり、ごく一部にクォンタイズを書けることで解消。全体的には、マウスの打ち込みと異なり、人間っぽさが十分に出たドラムトラックを完成することができました。

ドラムが叩ける人はという前提が付きますが、大きさ的にも価格的にも非常に手軽になったエレクトリックドラム、DAWとセットで使ってみてはいかがでしょうか?
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