DTM・デジタルレコーディング/DAWソフト活用ノウハウ

Audacityを使ったノイズリダクション(4ページ目)

フリーウェアでオープンソースの波形編集ソフト、Audacityには標準で強力なノイズリダクション機能を持っています。実際、どのように使えばいいのかを簡単に紹介しましょう。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

レコードのプチプチノイズを取り除く


ノイズリダクション
レコードのプチプチノイズは、「クリック音とポップ音の除去」を実行することで除去する
次にレコードのプチプチしたクラックルノイズを取り除く方法についても見てみましょう。

こちらはとくに準備は不要です。取り除きたい部分を波形選択した上で、「クリック音とポップ音の除去」を実行すると、ダイアログが表示されるので、ここでパラメータの設定を行います。

見ると「閾値(しきい値)」、「最大のパルス幅」という難しい日本語が出てきますが、うまく取り除けるように、適当にいじってみるといいでしょう。閾値というのはいわゆるスレッショルド(Threshold)。どの辺を超えるとノイズ除去をはじめるのかを設定するもの、最大パルス幅は“プチッ”というノイズの時間を設定するものです。

まあ、これで完璧に消すのは難しいのですが、ある程度緩和することは確かです。

あまり過度な期待はせず、このAudacityのノイズリダクション機能をうまく使ってみてはいかがでしょうか?



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