DTM・デジタルレコーディング/DAWソフト活用ノウハウ

パソコンを使ってギターを始めませんか?(3ページ目)

先日、USBギターなる不思議な製品が登場しました。見た目は普通のエレキギターなのにUSB端子を装備し、パソコンをエフェクタとして使えるのです。しかも18,750円という低価格なUSBギター、iAXE393を紹介しましょう。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

レコーディングも自由自在


さらに、USBでパソコンと接続するメリットはエフェクト機能に留まりません。DTMの世界のすべてが広がっているため、さまざまな活用が可能です。

Audacity
同梱のソフトで、Win/Mac双方に対応したオープンソースのフリーウェア、Audacityを使えば、USBギターのサウンドをそのまま録音できる
まずはレコーディング。iAXE393にはAudacityというソフトがWindows、Mac用にバンドルされており、これを使って、弾いた音をそのまま録音してしまうことが可能です。ちなみにAudacityはオープンソースのフリーウェアなので、誰でも入手可能で、日本語化もされているものです。ここにもいくつかのエフェクトが用意されているし、プラグインで追加することなども可能になっているので、いろいろな拡張が可能です。


ASIOドライバとCoreAudioドライバをサポート


KRISTAL
Windowsのみの対応だが、KRISTALというマルチトラックのレコーディングソフトもバンドルされている。またこれに限らず、さまざまなソフトとセットで使うことも可能
またWindowsのみに限られますがKRISTALというマルチトラックのレコーディングソフトが用意されているので、これを用いれば、多重録音も可能となります。

ここから先は、ユーザー次第で、いろいろな発展が可能です。SONARCubaseSXLogic、DigitalPerformerなどのDAWソフトと組み合わせることも可能ですし、その他のエフェクトを追加して利用してみるのもいいでしょう。

システム的に簡単に紹介しておくと、このiAXE393はWindowsではASIOドライバ、MacではCoreAudioドライバとして認識されるため、さまざまなソフトとの連携が可能なのです。また、入力はギター、出力はヘッドフォンという構成になっているので、それを理解した上で接続すれば、いろいろな応用が可能です。


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