
このPCR-A30が32鍵盤であったのに対して、PCR-1は25鍵盤。「それならわかりやすく、PCR-A20とかPCR-A25というネーミングにすれば」と思うかもしれませんが、実はこれ、キーボードの設計が大きく異なるのです。単に25鍵盤に減らしただけでなく、非常にコンパクトなんです。といって、別にミニ鍵盤にしたというわけではなく、従来どおりのフルスケール。でも、鍵盤のストロークを浅くし、28mmと非常に薄いものとなっています。またコントローラ・スイッチ類を少し小さくしたり、シフトスイッチで切り替えて使うようにして大幅にサイズを縮小。結果として、約1,500gという軽量なものに仕上がっているのです。
私も、その実物を触って弾いてみましたが、これがなかなかいい感じ。キータッチが重めで、エレピのような感覚です。確かにストロークが浅いのでベロシティーの変化をつけにくいという面はありましたが、人によっては、こちらのキーボードのほうがいいという人もいそうです。ちなみに、この鍵盤、S・L・I・M(Short-stroke Low-profile Impact Mechanism)という名前のキーボードだそうで、うまいゴロ合わせをしています。ネーミングはアメリカ人とのことですが、開発はもちろん日本です。

気になる価格はオープン価格となっていますが、2月末発売で店頭価格で3万円前後になるとのこと。個人的にはオーディオ機能はいらないから、キーボードとコントローラのみで2万円以下に抑えてもらえるととっても嬉しかったのですが……。みなさんはどう思われますか?